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お布団、「アンティゴネ」ベースに“グロテスクな近未来のフィクション”描く

ナタリー

19/10/24(木) 10:09

お布団「IMG_antigone_copycopycopycopy.ply(あるいは暴力による無意味な無のための新しい音楽のための暴力)」チラシ表

お布団「IMG_antigone_copycopycopycopy.ply(あるいは暴力による無意味な無のための新しい音楽のための暴力)」が、10月31日から11月4日まで東京・アトリエ春風舎で上演される。

本作は、お布団主宰の得地弘基が作・演出を手がける新作公演。劇中ではギリシャ悲劇「アンティゴネ」をベースに、勇敢な女性が権力に反抗したことから拘束され、虐げられていく物語が、“グロテスクな近未来のフィクション”として描かれる。出演者にはお布団メンバーの緒沢麻友、田崎小春、冗談だからね。の津嘉山珠英、そして永瀬安美が名を連ねている。

本作について、得地は「人が犯した罪の話であり、犯している罪の話であり、犯しうる罪についての話です。明るい話ではありませんが、ぜひ一緒に見つめて欲しいです。こんなことを考えるのは一人だけでは無理で、私たちだけでも無理です。なので、集まってみませんか? よろしくお願いします」とコメントしている。なお10月31日19:30回に佐々木敦、11月1日14:00回にキュイの綾門優季、3日18:00回に隣屋の三浦雨林が、それぞれアフタートークゲストとして登壇する。

得地弘基コメント

ギリシャ悲劇「アンティゴネ」をフレームに、私たちの話をしたいと思っています。今の私たちが過去の物語と接続するとき、今の記憶と過去の記憶がひとつの場に流れ込みます。その歪さの力を借りたいと思っています。
人が犯した罪の話であり、犯している罪の話であり、犯しうる罪についての話です。明るい話ではありませんが、ぜひ一緒に見つめて欲しいです。こんなことを考えるのは一人だけでは無理で、私たちだけでも無理です。なので、集まってみませんか? よろしくお願いします。

お布団「IMG_antigone_copycopycopycopy.ply(あるいは暴力による無意味な無のための新しい音楽のための暴力)」

2019年10月31日(木)~11月4日(月・振休)
東京都 アトリエ春風舎

作・演出:得地弘基
出演:緒沢麻友、田崎小春、津嘉山珠英、永瀬安美

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