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RADWIMPS、『Mステ』出演のために書き下ろした新曲「新世界」披露 小沢健二「自作をする」エッセイの朗読も

リアルサウンド

20/5/9(土) 11:40

 5月8日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)では生放送を再開し、小沢健二、ゴスペラーズ、スガ シカオ、Superfly、Toshl、RADWIMPSの6組が出演した。

 RADWIMPSはこの出演のために新曲「新世界」を書き下ろし生披露。バンドは2011年の東日本大震災から義援金やライブで地域の活性化に貢献し、以来早期復興の願いから毎年3月11日に新曲を発表してきた。今年3月15日には都市封鎖の中国の人々へのエールとして新曲「Light The Light」を届けている。Mステ出演をオファーされ、「曲を作ります」と快く賛同したのだという。

 野田洋次郎は「自粛期間、鬱々とした気持ちでいたんですけど、ここに向けて曲を作ろうと思ってから毎日みるみると生命力が湧いてきて、とても有意義な時間でした」と制作期間を振り返る。曲に込めた思いには、「悲しすぎることがたくさん起きて、失ったものがたくさんあるんですけども、僕らは前を向いて未来に向かって生きなきゃいけなくて、その時に社会の仕組みだったり企業、経済、国、いろんなものが変わっていくと思うんですよね。その中で僕たちがどんな未来を作っていこうかという思いが強かったので、みんなが新しい未来を想像していくような気持ちになる曲になればと思って作りました」とコメントした。なお、「新世界」のパフォーマンスは、ソーシャルディスタンスを確保し、番組史上初の無人カメラ9台で撮影された。

(関連:RADWIMPSが3月11日発表曲を通して伝え続けること 「世界の果て」を機に考える

 小沢健二は自宅にて「流動体について」を演奏。小沢が「自宅発信だと後ろの背景ばかり見ちゃうんですよ。本が並んでいるとか。それでうちで暇をしている長男6才に色を塗ってもらって、背景を作ったというのが今回です(笑)」と説明すると、親交の深いタモリは「元気なご長男」と応対し、「はい(笑)。空耳アワーが好きな。さっきツイートしておきました」と『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)の名コーナーが好きだという意外な秘話を明かし、タモリも「え、そうなの(笑)」と驚いた様子であった。

 小沢は今伝えたいメッセージとして「自作をする」というタイトルのエッセイを朗読し、今伝えたい曲の「流動体について」を披露し、曲中にはカメラが付いたおもちゃのドローンを操縦する小沢の息子が登場し、撮影した映像がインサートされた。ほかにも、Toshlは中島みゆきカバーの「時代」、Superflyは新曲「Together」を初披露、スガ シカオは「Progress」、ゴスペラーズは「ひとり」を手洗いソングとして替え歌した「手を洗おう」を披露した。

 次回5月15日の放送には、大塚愛、川上洋平([Alexandros])、ジェニーハイ、東京スカパラダイスオーケストラ、西川貴教、布袋寅泰、山口一郎(サカナクション)、山崎まさよし・スキマスイッチ・秦 基博が出演する予定だ。(向原康太)

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