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吉澤嘉代子が地元・川口で5周年記念ライブ、岡崎体育やバカリズムらのリクエストに応える

ナタリー

19/12/4(水) 14:41

吉澤嘉代子(photo by Tetsuya Yamakawa)

吉澤嘉代子が11月30日に埼玉・川口総合文化センターリリアで、ライブイベント「デビュー5周年記念 吉澤嘉代子のザ・ベストテン」を開催した。

吉澤のデビュー5周年を記念し、彼女の地元である川口で行われた本公演。開演前には吉澤の両親と祖父母が諸注意をアナウンスして観客を楽しませた。その後「吉澤嘉代子のザ・ベストテン」というきらびやかなロゴがスクリーンに映し出されると、昭和の歌番組のオープニングを再現する形でライブがスタート。ステージにはゴンドウトモヒコ(Horns, Sequence)、伊澤一葉(Key)、弓木英梨乃(G / KIRINJI)、ハマ・オカモト(B / OKAMOTO’S)、張替智弘(Dr / キンモクセイ、HALIFANIE)が現れるが、吉澤の姿は見えない。そこで進行役を務める犬のウィンディが呼びかけると、川口駅前で串カツを頬張る吉澤がスクリーンに登場し、「ここでよくストリートライブをやってたから、歌っちゃおうかなと思って」と「未成年の主張」を弾き語りで歌い始める。映像は途中から吉澤がスタジオに駆け込む場面に変わり、最終的には衣装に着替えた吉澤が客席の扉から勢いよく登場して会場を盛り上げた。

「今日は私が生まれ育った街、川口のリリアまで来てくださってありがとうございます。10年くらい前ストリートライブをやっていたとき、自分で“川口の最終兵器”というキャッチコピーを付けていました(笑)。若い芽を摘んで、自分の代で終わらせようという強い意志を感じるキャッチコピーでしたが(笑)、そんな川口の最終兵器になれてるかな!?」と話した吉澤は、事前に寄せられたリクエスト曲を中心に披露。ライブ前半は「綺麗」や「手品」、そして食べ物のタイトルがついた楽曲による「たべものメドレー」で客席を巻き込みながらライブを進め、中盤には「えらばれし子供たちの密話」や「地獄タクシー」といったストーリー性の高い楽曲をパフォーマンスした。

また、この日は吉澤と親交の深いアーティストが中継という形で次々とスクリーンに登場し、岡崎体育は「よるの向日葵」、阿部真央は「残ってる」、サンボマスターは「ものがたりは今日はじまるの」、吉岡里帆は「ミューズ」をリクエスト。吉澤はそれに応える形でライブを進めていき、1stアルバム「箒星図鑑」の1曲目に収録されている「ストッキング」で本編を締めくくった。さらにアンコールでは、バカリズムからリクエストを受けた吉澤がテレビドラマ「架空OL日記」の主題歌であり、来年公開される劇場版の主題歌にも決まった「月曜日戦争」を披露。「生まれ育った場所は怖くもあったけど、今はすごく大切な、帰ってくる場所になった」と地元への思いを語った吉澤は、最後に新荒川大橋で生まれた曲だという「一角獣」を歌い上げると、5月5日に東京・日比谷野外大音楽堂でコンサートを行うことを発表してライブに幕を下ろした。

なお、この日のライブの模様はオフィシャルファンクラブ「ほうきの会」で12月6日からアーカイブ配信される。

吉澤嘉代子「デビュー5周年記念 吉澤嘉代子のザ・ベストテン」
2019年11月30日 川口総合文化センターリリア セットリスト

01. 未成年の主張(川口駅前より中継)
02. らりるれりん
03. 綺麗
04. 手品
05. たべものメドレー(洋梨 feat. 弓木英梨乃~アボカド~ブルーベリーシガレット~麻婆~ガリ)
06. ユートピア
07. えらばれし子供たちの密話
08. 地獄タクシー
09. よるの向日葵
10. 残ってる
11. がらんどう
12. ものがたりは今日はじまるの
13. ミューズ
14. movie
15. 泣き虫ジュゴン
16. ストッキング
<アンコール>
17. 月曜日戦争
18. 一角獣

吉澤嘉代子 コンサート

2020年5月5日(火・祝)東京都 日比谷野外音楽堂

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