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白濱亜嵐が新ドラマ「泣くな研修医」で主演に「この挑戦はすごくありがたい」

ナタリー

21/2/9(火) 5:00

「泣くな研修医」ビジュアル (c)テレビ朝日

白濱亜嵐(EXILE、GENERATIONS from EXILE TRIBE、PKCZ)が4月よりテレビ朝日系で放送の土曜ナイトドラマ「泣くな研修医」に主演することが発表された。

白濱がテレビ朝日系ドラマで主演を務めるのは本作が初めて。「泣くな研修医」は中山祐次郎の同名小説を原作とした医療ドラマ。白濱は地方の大学の医学部を卒業して上京し、都内の総合病院の外科で研修をすることになった雨野隆治を演じる。雨野を待ち受けていたのは、何もわからない状況の中で先輩や上司からただ怒られるばかりの毎日。ドラマでは、そんな雨野が医師という職業への強い思いと熱意を失わず、同僚の研修医たちとともに成長する姿が描かれる。

白濱はオファーを受けた際の心境について「純粋に嬉しかったです。『研修医』という言葉は知っていても、実際に医療の世界でどのような立ち位置で、どのような役割なのかなど詳しくはわからなかったのですが、ひとりの俳優としても、どんどん前に進みたいと思っていたので、この挑戦はすごくありがたかったですし、嬉しかったです」とコメント。原作者の中山は、白濱が雨野を演じることについて「生みの親としては『雨野、お前そんなにカッコよかったのか!』と驚きました(笑)」と語っている。

白濱亜嵐(EXILE、GENERATIONS from EXILE TRIBE、PKCZ)コメント

今回オファーをいただいた時は、純粋に嬉しかったです。「研修医」という言葉は知っていても、実際に医療の世界でどのような立ち位置で、どのような役割なのかなど詳しくはわからなかったのですが、ひとりの俳優としても、どんどん前に進みたいと思っていたので、この挑戦はすごくありがたかったですし、嬉しかったです。
原作を先に読んだうえで脚本を読ませていただいたのですが、原作のいい部分をしっかりと引き継いだうえで、ドラマとして昇華していて、今から演じるのがとても楽しみです。雨野には同じ研修医の仲間たちがいるんですけど、その群像劇感というか、共に一生懸命頑張っていく姿を見せることによって、世の中の人に元気になってもらえる作品になるんじゃないかと思いました。研修医たちの葛藤や、うまくいかないもどかしい気持ちなどがしっかりと描かれている脚本なので、それに負けないくらいちゃんと演じていかないと、と感じました。
これまで大富豪や貴族など、突拍子もない役が多かったのですが(笑)、久しぶりにすごくナチュラルな人間と言いますか、身近なキャラクターを演じられるということで、すごく楽しみです。
研修医はもちろん、医師役自体が初めてなのですが、医療用語などわからないことは率先して勉強するようにしています。あと、実はおじが外科医、おばが看護師なので、いろいろ話も聞きながら、これから積極的に役作りしていきたいと思います。そして、今こういう状況下なので、この作品を通して、医療従事者の皆さまにも元気や、日々の活力を与えられるように頑張らなきゃなと思います。
そのためにも、僕自身ひとつひとつのセリフを大切にして臨みたいなと思いますし、何より多くの人にこのドラマを見て、今日も頑張ろう、明日も頑張ろう、と思ってもらえるような作品にできるように精いっぱい頑張りますので、ぜひこのドラマを楽しみにしていただければと思います。

中山祐次郎 コメント

現役外科医の中山祐次郎です。小説「泣くな研修医」は、日々の手術や救急医療の合間を縫って、「生と死がせめぎあう医療現場のリアル」と「医師なのにまだ何も分からない研修医のリアル」を書きました。現役の医師にしか書けない現場にこだわった作品です。
ドラマでは、白濱亜嵐さんが主人公・雨野を演じてくださると聞き、生みの親としては「雨野、お前そんなにカッコよかったのか!」と驚きました(笑)。ドラマには、原作にはない、雨野の研修医の同期たちも登場し、そこから生まれる「新しいリアル」がとても楽しみです。
誰もが自分の無力さにもがき、傷つく新人時代。この春、新しいスタートをきる人たちには、雨野たちの葛藤と成長に共感し、かつて新人だった人たちには、それぞれの原点を思い出していただけることでしょう。
コロナ禍で、私たち医療従事者もそうでない方たちも、つらい日々が続きますね。そんな中、このドラマは元気をもらえる作品になると確信しています。

服部宣之プロデューサー コメント

今回土曜ナイトドラマでお届けする「泣くな研修医」は、現役外科医の中山祐次郎さんが圧倒的なリアリティーでお書きになられた「泣くな研修医」(幻冬舎文庫刊)を原作に、連続ドラマ化するものです。昨年春にこの原作と出会い、まだ“何者でもない”研修医の奮闘と成長に心が熱くなり、涙が止まらなくなり、どうしてもドラマ化したい…と、日曜日の真夜中なのに思わず、編集部へ電話してしまいました。
白濱亜嵐さんを主演に迎えてお届けする今作は、原作に“青春群像劇”としての彩りを加え、“学生以上医師未満”の研修医たちの葛藤と成長を丁寧かつポップに描いていきます。
役者としても今まさに葛藤と成長の過程にある白濱さんの強いまなざしから零れ落ちる涙は、この春一番のあたたかい涙となる…、そう信じて、楽しみでなりません。
25歳の研修医だからこそ、描くことが出来る“命”の現在と未来-。この物語は、4月から新しい生活を始める方々全てへのエールです。
そして、この困難な時代に真摯に立ち向かう医療従事者の皆様へのエールとなることを目指して、キャスト・スタッフ一同、ドラマ作りに取り組んで参ります。ご期待下さい。

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