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パリ世紀末ベル・エポックに咲いた華 サラ・ベルナールの世界展

19/12/20(金)

フランス出身のサラ・ベルナール(1844~1923)の名前を耳にしたことはあっても彼女が何者であるのか詳らかに知る人は多くありません。トゥールーズ=ロートレック、ルイーズ・アベマそしてアルフォンス・ミュシャが女優として華やかに舞台で活躍する彼女を作品に描いているので、名前はよく知られています。もとより、衆目を集める存在であったサラ・ベルナールは同時代の画家たちの手でよりメジャーな強固な時代のアイコンとなったのです。1880年に「サラ・ベルナール劇団」を立ち上げ、1899年にはパリ市立劇場を借り上げて「サラ・ベルナール座」とするなど、興行主であり監督兼俳優としての地位を不動のものとしていきました。女優という側面だけでなくルネ・ラリックのパトロンとして彼をひと際メジャーな存在とします。ミュシャも彼女と専属契約を結ばなければ今のような名声は得られなかったでしょう。そして自らも彫刻作品の制作を手掛けるなど作家としても活躍をみせます。そんなマルチナ才能を発揮したサラ・ベルナールと、彼女が生きたベル・エポックの時代を多角的に紹介する初めての展覧会です。時代の寵児を軸に世紀末パリの華やかで妖しげな雰囲気を堪能してください。

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