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日本のゴスペル界にスポット当てた音楽ドキュメンタリーが公開決定

ナタリー

「歌と羊と羊飼い」ポスタービジュアル

日本のゴスペル界で活動するミュージシャンを追った音楽ドキュメンタリー「歌と羊と羊飼い」が10月より東京・ユーロスペースほかで公開される。

ゴスペル音楽は黒人教会にルーツを持ち、キリスト教と密接な関係にある。日本のゴスペル人口は約20万人で、そのうち90%以上がノンクリスチャンまたは無宗教の人々だ。本作では、なぜ無宗教の日本人が宗教音楽のゴスペルを歌うのか、個々人の活動に迫りながらその一端を明らかにする。

また作品内では、スペイン出身のゴスペルシンガー、全国ゴスペルコンテストの頂点を目指す少女たち、アメリカの黒人教会で活動していた牧師、ゴスペルに真摯に向き合うミュージシャン、ゴスペルに出会い変わっていく主婦にカメラを向け、「歌うこと」「生きること」を問う。さらに2020年8月に死去したシンガー・松谷麗王のインタビューや、彼が率いるPencil Bunchの映像も収められている。

監督は、ベトナム人青年と日本人青年の結婚式を追った「ぼくと、彼と、」や、神奈川・横浜で40年続くライブハウスに密着した「FRIDAY」などを手がけた四海兄弟。製作総指揮は日米のゴスペルを追ったドキュメンタリー「GOSPEL」のプロデューサー・飯塚冬酒が担当した。YouTubeでは予告編が公開中だ。

本作は劇場公開に先駆け、8月29日に神奈川・神奈川県民ホールで開催される「YOKOHAMAゴスペルフェスティバルVOL. 14 横濱ゴスペル祭2021」でプレミア上映される予定だ。

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