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少年忍者、『ネプリーグ』出演で注目度急上昇? ポテンシャルを発揮したバラエティスキル

リアルサウンド

20/9/11(金) 6:00

 9月7日放送の『ネプリーグ』(フジテレビ系)にジャニーズJr.内グループの少年忍者が出演した。この日クイズにチャレンジしたのは、リーダーの川﨑皇輝をはじめ、安嶋秀生、元木湧、黒田光輝、檜山光成の5人。番組内では、平均年齢17歳、5人中4人が現役高校生と紹介され、持ち味を活かした活躍を見せてくれた。多くのジャニーズJr.たちがグループを組んで活動し、注目を集めている今、少年忍者もこれを機により一層お茶の間に浸透していくのではないだろうか。

 少年忍者は2018年に結成された、総勢22人の大所帯グループ。ジャニーズJr.の中でも比較的に若いメンバーが集っているが歌にダンス、ラップ、アクロバット、楽器、芝居など、何でもござれのエリート集団である。だからこそ、持ち前のスキルを活かしていくつかのグループに分かれてパフォーマンスすることも少なくない。まさに忍者のように変幻自在、新しいタイプのグループだと言えよう。実際、『サマパラ2020』(『Summer Paradise 2020 俺担ヨシヨシ 自担推し推し 緊急特別魂』)でも5人組、8人組、9人組に分かれてパフォーマンスを披露し、大盛況だったことは記憶に新しい。

 そんな彼らは、『ネプリーグ』においても自分たちらしさを発揮していたのではないだろうか。例えば、「ちょうどいいガツガツ感」。ジャニーズJr.チャンネルにアップされている少年忍者の動画を見ていても感じるが、基本的に彼らは若者らしく元気がいい。だが、無理やり前に出て爪痕を残そうとしていない、ちょうど良さがある。『ネプリーグ』でも、「Junior」のスペルを元木と檜山が間違えてしまった際、「なにやってんだ!」と安嶋が怒っていたが、ネプチューン・堀内健に促されて「怒りをアクロバットで表現しますよ」とサイドフリップのような技を披露。自分の強みを披露しつつも、決してでしゃばりすぎない、心地よさがあった。

 さらに、「バラエティ力の高さ」も発揮。ポイントは、しっかり役割分担ができていたことではないだろうか。この日は、ギャグが大好きな元木とノリがいい黒田がバラエティ担当として頑張っていた。元木は番組開始早々、「元木〜ワクワク!」と自己紹介。一緒にやってほしいと共演者にお願いをするも、ネプチューン・堀内に遮られてしまう。その後も「(モニタールームで見ていて)全部分かりましたね。(原田)泰造さんと変わったほうが良かったかもしれません」と自信満々でクイズに挑むも、不正解。原田から大いにいじられていた。黒田も、のこぎりの音を聴いて「背中をかく音」、スターウォーズのテーマを「ジュラシック・パークのテーマ」と間違え、笑いを生んでいた。

 そして、なんといっても「リーダー・川﨑の力量」が目立っていたように思う。流石は「川﨑プロ」と呼ばれるだけあり、番組全体を通してコメント、ツッコミ、回答、すべてがパーフェクト。本当に高校3年生なのか、疑ってしまうほどである。川﨑は落ち着きのある流暢な喋りをするかと思えば、原田にも臆すること無くツッコミを入れ、番組の盛り上がりに貢献していた。しかも、「僕らチャンスなんですよ、『ネプリーグ』。あわよくば5問目までいきたいんですよ。ふざけんなよ!」と嫌味なく本音をしっかり言えるのも好感度が高い。ますます、川﨑の“デキジュ”っぷりに注目が集まっていた。

 少年忍者の良さがしっかり伝わった『ネプリーグ』。まだまだ若い彼らは可能性に溢れている。これを期に彼らのテレビ出演が増えていくことを願いたい。

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