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『エール』三浦貴大の圧がすごい! 窪田正孝と生み出すコミカルな雰囲気

リアルサウンド

20/5/18(月) 12:00

 音(二階堂ふみ)から裕一(窪田正孝)の現状を聞いた久志(山崎育三郎)の入れ知恵で、裕一のもとに早稲田大学応援部の団員たちが押しかけてきた。NHKの連続テレビ小説『エール』が第8週の初日を迎え、早稲田大学応援歌「紺碧の空」誕生の物語が始まった。

【写真】窪田正孝に迫り寄る三浦貴大

 第8週初日で視聴者の目をかっさらったのは、三浦貴大演じる早稲田大学応援部五代目団長・田中隆。応援歌の作曲依頼について何も聞いていない裕一は、団員たちの突然の訪問に困惑する。だが、田中は裕一の戸惑いを気にしないどころか、「作曲ばお引き受けいただきありがとうございます!」「僭越ながらエールば送らせていただきます!」とグングン裕一に迫っていく。

 三浦の暑苦しくもまっすぐな姿勢は、裕一のオドオドとした態度を引き立て、二人の掛け合いはコミカルな雰囲気を生み出す。至近距離からエールを送る田中の手を裕一が避ける描写や、作曲を引き受けた裕一に「慶應の『若き血』ば超えて下さい! 必ず!」と目をむきながら懇願する田中の姿に、思わず笑ってしまった視聴者も少なくないはずだ。

 また、三浦の演技は、田中の計画性のなさや、長所にも短所にもなる素直すぎる一面を魅力的に見せる。胴上げ中に裕一から「やめろ」と言われた田中は、どうやら裕一が宙に浮いている最中に胴上げをやめ、裕一を地上に叩き落としたようだ。しかし、田中は少し抜けた声で「先生がやめろ言うたけん」と言う。裕一が「浮いてるときにやんなくてもいいでしょ?」と怒ると、やっと意味を理解したような表情をする。詩の募集に時間をかけすぎて早慶戦まであと2週間しかないと知ったときには、勇ましかった田中の表情は途端に情けなくなった。三浦が、田中の困ったり喜んだりする素直な感情を表現することで、彼がただただ強引に事を進めるキャラクターではないことがわかる。

 SNS上では、三浦の演技に「応援団長の役にぴったり」「熱い男の役良いね」「濃い役似合うな」などの声があがっていた。応援歌の作曲は裕一の作曲家人生を大きく動かすことになる。第8週での裕一とのやりとりが楽しみだ。

(片山香帆)

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