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池上彰の 映画で世界がわかる!

『21世紀の資本』―繰り返される格差拡大。その原因と解決策とは?

毎月連載

第22回

映画では原作者ピケティが出演し、解説します!

日本をはじめ世界でベストセラーになった『21世紀の資本』。フランスの新進気鋭の経済学者トマ・ピケティの経済専門書は2013年に発売され、日本では翌年に翻訳が発売。全世界で300万部も売れました。

ぶ厚い専門書で、果たしてどれだけの人が読み切ることができたのでしょうか。でも、大丈夫。読めなかったという人に朗報です。この本でピケティが伝えたかったことを映画にしたからです。ピケティ本人が映画の監修を担当し、本人自身も出演しています。

この本の結論は、過去200年のさまざまなデータを分析した結果、資本収益率(r)は経済成長率(g)を上回っているというものでした。これはr>g という不等式になります。

なんだか難しそうですが、要は、世の中の経済成長の割合より金持ちの財産の増え方の方が大きいということなのです。

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