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「ウルトラマンタイガ」井上祐貴の主演映画が来年公開、ヒロインは木下彩音

ナタリー

井上祐貴

「ウルトラマンタイガ」で主人公・工藤ヒロユキを演じた井上祐貴の主演作「Bittersand」が、2021年夏に公開される。

「ステップ」「虹色デイズ」などで助監督を務めた杉岡知哉が監督と脚本を担当した本作。これといった目標もなくなんとなく日々を送る主人公・吉原暁人は、ある日、高校時代密かに思いを寄せていた石川絵莉子と再会する。2人にとっての忌まわしい過去を清算するために、暁人はある計画を目論むのだった。井上が暁人を演じ、「ウルトラマンR/B」のサキ役で知られる木下彩音が絵莉子に扮する。

井上は「決して表には出さないけど、自分の意思がちゃんとある暁人は演じていて頼もしい存在でした。ウルトラマンタイガ後、初の主演映画という事で気合も入っていましたが、毎日が新たな役と慣れない環境との戦いでした」と撮影を述懐。オーディションで絵莉子役を勝ち取った木下は「感情を表に出さない絵莉子をどう表現できるか、私で大丈夫なのかという不安もありましたが、台本を何度も読み返して自分なりの解釈を深め監督にたくさん相談しながら挑戦しました」と役作りを振り返った。また杉岡は「素直に感情を伝えられない不器用な人間たちの織り成す不器用な物語ですが、その中に鏤めた思いを演じてくれたキャストの皆さんが一つ一つ見事に昇華してくれました」と本作を紹介している。

井上祐貴 コメント

今回、主人公・吉原暁人を演じさせて頂いた井上祐貴です。
決して表には出さないけど、自分の意思がちゃんとある暁人は演じていて頼もしい存在でした。
ウルトラマンタイガ後、初の主演映画という事で気合も入っていましたが、毎日が新たな役と慣れない環境との戦いでした。
監督を始め、キャストの皆さん、スタッフの皆さんに助けて頂きながら、無事に撮影を終えることができました。
是非公開を楽しみにして頂きたいです。

木下彩音 コメント

オーディションでヒロインの絵莉子役に選んでいただき、すごく嬉しかったです。その反面、感情を表に出さない絵莉子をどう表現できるか、私で大丈夫なのかという不安もありましたが、台本を何度も読み返して自分なりの解釈を深め監督にたくさん相談しながら挑戦しました。私にとって、高校を卒業してからの制服姿で、学生時代のシーンは思いっきりはしゃいで楽しませていただきました。後半の暁人と2人のシーンでは暁人と絵莉子が重ねてきた時間を感じとっていただけるよう主演の井上祐貴さんとのコミュニケーションを大切に挑みました。学生時代と大人になった絵莉子の心情の変化に注目していただきたいです。

杉岡知哉 コメント

この映画は、助監督として参加したある映画の打ち上げで発した一言から全てが始まりました。それから4年、紆余曲折ありましたがようやく完成することができました。
素直に感情を伝えられない不器用な人間たちの織り成す不器用な物語ですが、その中に鏤めた思いを演じてくれたキャストの皆さんが一つ一つ見事に昇華してくれました。是非、映画館でご覧いただければと思います。

(c)「Bittersand」製作委員会

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