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カゲヤマ気象台と蜂巣ももの共同演出作「おはようクラブ」開幕

ナタリー

20/1/12(日) 9:16

円盤に乗る派かっこいいバージョン「おはようクラブ」より。(撮影:濱田晋)

円盤に乗る派かっこいいバージョン「おはようクラブ」が、昨日1月11日に東京・吉祥寺シアターで開幕した。

本作は、円盤に乗る派のカゲヤマ気象台が、自身の脚本をグループ・野原の蜂巣ももと共同で演出し、“かっこいいバージョン”として立ち上げるもの。脚本をカゲヤマが手がけ、出演者には円盤に乗る派メンバーの日和下駄、PEOPLE太の畠山峻、モメラスの上蓑佳代、オフィスマウンテンの横田僚平が名を連ねている。

開幕に際し、カゲヤマは「普段の公演で出演者やスタッフと力をあわせるように、もうひとりの演出がいることは自分の中では非常に自然なことでした。いつもの円盤に乗る派のようでもありながら、蜂巣さんのファンも楽しめると思います」、蜂巣は「創作の根っこに、俳優の実感を必須とする同世代の劇作家が、今必要とする、とある集団の時間は約70分の中に呼吸し始めた感じがあります。自身のゆるやかで、かつ冷たい喜劇への興味も『共同演出』によって静かに共存した感覚もあり、この機会にぜひ見ていただけたら幸いです」とコメントしている。

上演時間は約1時間15分で、公演は明日1月13日まで。なお本日12日19:00開演回の終演後には、快快の北川陽子、山崎皓司、佐々木文美、河村美帆香らが登壇する「トーク」が実施される。

カゲヤマ気象台コメント

2020年になりました。ますます閉塞感の募る時代の空気の中で、どうしたらより楽に、よりましな状態で呼吸することができるのか、目をそらすことなく考えつづけるための演劇です。今回は共同演出での創作ですが、コラボ(掛け合わせ)というより、純粋に足し算をしたらひとつの作品になった、という感じがします。普段の公演で出演者やスタッフと力をあわせるように、もうひとりの演出がいることは自分の中では非常に自然なことでした。いつもの円盤に乗る派のようでもありながら、蜂巣さんのファンも楽しめると思います。

蜂巣ももコメント

カゲヤマさんの考える演技、演劇の思考と実践に大きく身を預けながら、「おはようクラブ」とはなんなのか掴む、厚みある稽古期間が終わりました。
創作の根っこに、俳優の実感を必須とする同世代の劇作家が、今必要とする、とある集団の時間は約70分の中に呼吸し始めた感じがあります。
自身のゆるやかで、かつ冷たい喜劇への興味も「共同演出」によって静かに共存した感覚もあり、この機会にぜひ見ていただけたら幸いです。

円盤に乗る派かっこいいバージョン「おはようクラブ」

2020年1月11日(土)~13日(月・祝)
東京都 吉祥寺シアター

脚本:カゲヤマ気象台
演出:カゲヤマ気象台、蜂巣もも

出演:日和下駄、畠山峻、上蓑佳代、横田僚平

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