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星歴13夜、激動の春ツアーを3人で完遂「もっと大きなステージに連れて行く」

ナタリー

星歴13夜「ぐるLoliPOP TOUR」最終公演の様子。(撮影:関上貴也)

星歴13夜が6月19日に東京・新宿ReNYにて全国ツアー「ぐるLoliPOP TOUR」の最終公演を開催した。

活動休止中の園ほまれを含む“4人分”のステージアナウンスがあったのち、定位置に付いた星歴13夜は、寝こもちの「今までで一番楽しい1日にするぞー!」という呼びかけを合図に「Baby baby Cupid」でライブをスタートさせる。夜空の星を見つけるような振り付けで始まる「Shilly Shally」でビートに合わせてキレのあるダンスを繰り広げた彼女たちは、オーディエンスに振り付けの指示をしながら「嘘はよるに溶けて」を歌唱。フロアの一体感を高めたところでダンスナンバー「Noisy Poemy Sweety」の演奏に入ると、レーザービームが飛び交う上にミラーボールが回り始め、会場内はダンスホールのような様相に。オーディエンスは体を揺らしながらペンライトを振り、彼女たちのパフォーマンスを楽しんでいた。

6曲披露したところで自己紹介が行われるものの、3人はすぐに「ヨクトアステリズム」でライブを再開。彼女たちがステージ中央で身を寄せ合い、拳を突き上げて声を張り上げると、フロアの夜僕(星歴13夜ファンの呼称)たちも拳を掲げてその歌声に応えてみせた。序盤からアッパーチューンを中心にしたセットリストで激しいダンスを披露してきた3人は、ミドルテンポの「ミニマルロンド」で切なげな表情と共にエモーショナルな歌声を響かせて観客を楽曲の世界に引き込んでいく。その後披露された「Face2」では、つんざくような高音ボーカルでオーディエンスを圧倒した。ライブ終盤、「愛し泡沫ト」「哀唄日夜」と“喪失”をテーマにしたシングル曲を経て本編最後のナンバー「NyxNoctturne」の演奏へ。イントロが流れ始め、メンバーが白色に灯ったペンライトを手にすると、フロアの夜僕たちのペンライトの色も白一色に。メンバー同士で名前を呼び合った彼女たちは、最後に声を合わせて「夜僕ー!」と叫び、ライブ本編の幕を閉じた。

アンコールに入ると3人はこの日初めてのMCを展開。ツアー中にメンバー・浮あかねの脱退、リーダー・園ほまれの活動休止が発表されるなど、激動の時期を3人で乗り越えてきた彼女たちは「本当に大切なツアーになった」とこの4カ月を振り返る。色とわは「今こうして観てくれているみんなを絶対に離したくないし、ずっと見ていてほしい。そのために日々すべてを懸けて活動していく」と宣言。寝こもちは「すごく愛しいツアーになった」と振り返り、「私たちはまだまだ前に進みたい、上に行きたいという気持ちでここに立っています。みんなのことを絶対にもっともっと大きなステージに連れて行く」と力強くコメントした。天まうるはコロナ禍でもツアーをやり遂げられたことを誇り、「こうやっていろんな気持ちを共有して、ライブができることをすごく幸せに思います。これからも星歴13夜はみんなをうれしくさせたい」と笑顔で語った。またアンコールでは3人がまだCD化されていない新曲「Blindly Dreamin'」をパフォーマンス。この曲ではメンバーそれぞれがソロのダンスで夜僕たちを沸かせた。最後に手を取り合ってオーディエンスに挨拶をした3人はオーディエンスに改めて感謝の言葉を述べて、全国ツアー「ぐるLoliPOP TOUR」をフィナーレに導いた。

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