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THE BOYZ、PENTAGON、TOOらが参加 ボーイズグループがカムバック競うサバイバル『Road To Kingdom』への期待

リアルサウンド

20/4/30(木) 12:00

 4月30日よりMnetで新しい音楽サバイバル番組が始まる。『Road To Kingdom』は、すでにデビューしている6組のボーイズグループが頂点である“キングダム”を目指し、カムバックを争う番組だ。以前ガールズグループを集めて放映された『Queendom』のボーイズグループ版になる。『Queedom』でも各グループが今までに見せたことのない姿を番組で披露し話題になったが、Road To Kingdom』でも同様の期待が持たれるだろう。

(関連:AOA、MAMAMOO、(G)I-DLEら現役アイドルがバトル サバイバル番組『Queendom』の斬新さ

 今回の『Road To Kingdom』では、SF9やAB6IXなどの参加も予想されたが、最終的にはPENTAGON、THE BOYZ、Golden Child、ONF、ONEUS、VERIVERY、TOOの新人から中堅クラスまでの7組が参加する形となった。現在まで各グループのいくつかのティーザー動画が公開され、ファンによる事前投票も行われた。すでにファンの間ではバトルで盛り上がっている。今回は各グループの強みについて考察してみたい。

■頭ひとつ飛び出たTHE BOYZ

 今まで2回行われた事前投票で頭ひとつ飛び出たのがTHE BOYZだ。リアルサウンドでも何度か取り上げているTHE BOYZだが、「全員がセンター」と言われるほどの抜群のビジュアルと、11人という大所帯による「カル群舞」に定評がある。今回の事前投票を見る限り、デビュー2年を超えて、多くのファンを獲得して来たことが伺える。最初のティーザーでは「花郎(ファラン)」をTHE BOYZ独自で解釈した幻想的なパフォーマンスを見せて注目を集めた。

 放送が始まってからも事前投票での人気を維持できるのか、大衆にアピールしてさらなるファンを獲得できるのかがキモになるだろう。2つ目のティーザーでは各グループがカバー曲を披露しているが、THE BOYZはテミンの「Danger」をカバーした。このカバーではそれぞれのグループによるオリジナリティをどう見せていくかに注目が集まる。ソロ曲である「Danger」をTHE BOYZという大所帯グループがどう見せてくるのかが楽しみだ。

■“無冠”の5年目・PENTAGONの存在感

 2016年にデビューし、今年で5年目を迎えるPENTAGONは、番組の中では重鎮のような重厚感を与えている。番組内での最初の顔合わせで最後に姿を現した際、他の後輩グループたちからは驚きと尊敬のような眼差しで迎え入れられた。そんなPENTAGONは、いまだに1位を取ったことのない“無冠”のグループだ。最初に公開されたティーザーでは、彼らの名前を広めるきっかけになった「SHINE」のイントロから入るが、すぐに何か怯え逃げ惑うウソクの姿から雰囲気が一転する。このティーザーだけでも彼らが持つ二面性にポテンシャルを感じることができる。

 先日行われた制作発表でリーダーであるフイは、「見えてない魅力が多い。PENTAGONの魅力と実力、努力、死力を尽くして素晴らしい舞台をお見せする」と所感を示したが、この言葉の通り、『Road to Kingdom』における彼らの意気込みは大きいと思われる。 “無冠”である彼らが本当の“Kingdom”に上り詰めることができるのか。注目していきたい。

■デビューしたばかりの未知数・TOO

 TOOは4月にデビューしたばかりの新人グループだ。Mnetで放映されたサバイバル番組『TO BE WORLD KLASS』で勝ち抜いた10人のメンバーによって構成されている。デビューまもなく、何もかもが未知数だが、サバイバル番組出身ということもあり、すでにある程度顔が知られている部分もあるだろう。ティーザーを見る限り、新人とは思えぬ存在感があり、完成度はかなり高い。

 カバー曲では東方神起の「Rising Sun」を披露したTOO。“K-POPのレジェンド”と呼ばれる東方神起の人気曲をデビューしたばかりのグループがカバーするというのは面白い。約40秒のティーザーからは初々しささえ感じるが、全容は分からない。TOOがこの『Road To Kingdom』でどんな存在感を示していくのか。新人だからこそ、成長する姿を見守るのも番組の楽しみ方かもしれない。

■演出を含めて楽しみたい『Road To Kingdom』

 このようなサバイバル番組には、様々な演出があることも予想される。その演出が時に物議を醸すこともあるが、演出込みで楽しむのもサバイバル番組の一つの楽しみ方かもしれない。筆者はエンターテインメントだからこその演出も含めた楽しみ方をオススメしたい。特に、今回の『Road to Kingdom』からは、最下位だったグループが脱落していくシステムを取り入れ、現時点で1組が脱落し6組で争われているという。こういった“下克上”も、サバイバルならではだろう。

 前回の『Queendom』でも盛り上がった既デビュー組による頂点を目指すサバイバル。ガールズからボーイズに変わったことで、盛り上がり方も変わってくるだろう。もうすぐ始まる王者を目指す戦い、『Road To Kingdom』。誰がその“Kingdom”の席に座ることができるのか? 今後も追いかけていきたい。(西門香央里)

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