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「おぼん・こぼん THE FINAL」がギャラクシー賞、水ダウだから撮れた緊張感

ナタリー

「水曜日のダウンタウン」代表カット

10月6日の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)で放送された「おぼん・こぼん THE FINAL」が「ギャラクシー賞」テレビ部門の2021年10月度月間賞に選ばれた。

この回は、長きにわたり不仲だったおぼん・こぼんの関係修復を試み、その激しく展開するプロセスを最後まで見届けた2週連続企画の完結編。「2年前の『解散ドッキリ』だけで終わらせずに長期にわたって仲直りを試み、その過程を見事にエンタテインメントに昇華させた。意地とプライドが邪魔をして和解できない2人に果敢な“仕掛け”と必死の説得を繰り返す。『水曜日のダウンタウン』だからこそ撮れた緊張感と説明し難い人間の複雑な感情に溢れた人間ドキュメンタリーだった」との選評コメントが発表されている。これを受けて番組演出の藤井健太郎氏は、「予定調和をよしとせず、これまでバッドエンドであってもそれはそれとして放送してきた番組のスタンスが、今回の結末にパワーを加えたと思います。成功にのみ価値があるわけではないと思いますので、次はバッドエンドでのギャラクシー賞受賞にも期待したいです」と語った。

また「有吉クイズ」(テレビ朝日)の10月11日放送回も選出された。「切り口が独特のクイズバラエティとして番組自体も面白いが、特に有吉弘行が蛭子能収に会いに行く企画が素晴らしかった。認知症であると診断され、バラエティ番組への出演が見られなくなっていた蛭子との共演を望んだ有吉が再会を心から喜び、2人が会話を楽しんでいる場面に、バラエティ番組のこれからの可能性の一端を感じた」と評された。

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