「スイス・アーミー・マン」のダニエル・シャイナートが監督を務めた「The Death of Dick Long」が、「ディック・ロングはなぜ死んだのか？」の邦題で8月7日に公開される。

「レディ・バード」「ミッドサマー」の制作スタジオA24とシャイナートが再びタッグを組んだ本作は、アメリカの片田舎で起きたある事件の顛末を描くダークコメディ。売れないバンド仲間のジーク、アール、ディックは、練習と称してガレージでバカ騒ぎをしていたが、ある原因によってディックが突然死んでしまう。殺人事件として警察の捜査が進む中、唯一真相を知るジークとアールは彼の死因をひた隠しにし、痕跡を必死でもみ消そうとする。

マイケル・アボット・ジュニアがジーク、アンドレ・ハイランドがアールを演じ、キーパーソンとなるディックにシャイナートが扮した。YouTubeでは立木文彦がナレーションを務めた予告編が公開中。生前のディックがジーク、アールとはしゃぐ場面から一転、町の人々が彼の死に疑問を抱く様子や「ディックの死因、ネタバレ禁止！」というコピーが映し出された。

「ディック・ロングはなぜ死んだのか？」は東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国で公開。

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