ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷
20/6/9(火)
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ホラー映画の価値基準というのやストーリー展開や細かい仕掛けに加えて、アート的なセンスが絶対に必要だということが、かつて『ホステル』で僕をびっくり仰天させたイーライ・ロスがプロデューサーを務め、『クワイエット・プレイス』の大ヒットで注目されたスコット・ベックとブライアン・ウッズのクリエイターコンビが手を組んで完成した『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』を観てよくわかった。
正体不明の殺人鬼たちが作ったアトラクションの中にそのまま引き込まれてしまう感じの怖さと、抵抗することの出来ない時間間隔。ホラーはどこか馬鹿っぽくてという人もこの映画を観れば、何故イーライ・ロスが「21世紀のほらをリードする鬼才」と言われているかがよくわかる。オースティン・ゴーグのプロダクション・デザインはもう完全にアートの領域に入っている。
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