上映イベント「花開くコリア・アニメーション2021+アジア」が、5月19日から23日にかけてオンラインで開催される。

“花コリ”の愛称を持つこの上映会は、韓国の最新インディペンデントアニメーションを紹介するイベント。韓国の映画祭インディ・アニフェストの日本における巡回上映であり、今年で14年目を迎える。前回まで東京・大阪・愛知で開催されてきたが、今回は新型コロナウイルス感染症対策としてVimeo上での実施となった。

ラインナップに入ったのは韓国の短編17本と、インディ・アニフェストのアジアコンペティション部門から選ばれた短編8本。細川晋のストップモーションアニメーション「DINO!」も特別上映される。

期間中には、ゲストによるトークイベントをZoom、YouTubeライブストリーミングで無料配信。また投票によって観客賞を決定する。投票の締め切りは5月23日14時。閉会式後にはリモート交流会を予定しており、映画祭公式サイト内のお問合せページにて、明日5月12日より先着20名の参加を受け付ける。

花開くコリア・アニメーション2021+アジア

オンライン 2021年5月19日（水）12:00～ 23日（日）24:00
料金：1プログラム 800円 / 全プログラム 1800円 / 特別上映「DINO!」300円
※全プログラム日本語字幕付き

上映作品

韓国短編プログラム 1「インディ・アニフェスト2020受賞作」

コ・ドンファン、ソン・ハヨン、カン・ソヌ「PLAY ON」
カン・ミンジ「物たち」
ハン・ミンジ「柵を越えた少女の手には、木の枝があった」
ホ・スヨン「少し足りない女」
キム・テウ「ホモ・エレクタトゥース」
イ・サンファ「隕石が落ちたらいいな」
パク・ジヨン「幽霊たち」
キム・ガンミン「クム（夢）」

韓国短編プログラム 2「彼女が彼女に」

キム・アヨン「私とスンジャ」
ラ・ジョンイン「ヨンスク」
ソン・ギョンウォン「祭祀（チェサ）」
ナム・ギオク「愛を信じる」
キム・スンヒ「虎と牛」
チョン・ヨンジュ「蛾」
ハ・スファ「シミ」
チョン・ヘジ「修羅」
ハン・ビョンア「宇宙の果て」

アジア短編プログラム「楽しい手紙」

ナタリア・ミルゾヤン「Merry Grandmas!」
ルイス・パウ「サバイバル香港」
ホワン・ユンシエン、リャオ・ペイユー「リトル・ヒリー」
カチャ・ミクフィーヴァ「Shall We Talk?」
プージャ・ポッテムクラム「What Will You do Now, John?」
ジェシカ・ウー「そのままでいい」
ソン・スーチー「コイン」
ディーナ・ヴェリコフスカヤ「Ties」

スペシャルプログラム 特別上映 細川晋監督作品「DINO!」

細川晋「DINO!」

イベントスケジュール

オープニングトーク「コロナ時代、上映会の明暗」

2021年5月19日（水）19:00～
＜出演者＞
チェ・ユジン / 小野朋子

スペシャルトーク「DINO!」への旅

2021年5月21日（金）19:00～
＜出演者＞
細川晋 / 中村誠

監督トーク1「彼女の描く、けだるく乾いたユーモア『幽霊たち』」

2021年5月22日（土）14:00～
＜出演者＞
パク・ジヨン / 伊藤裕美

監督トーク2「大丈夫というねぎらい『そのままでいい』」

2021年5月22日（土）16:00～
＜出演者＞
ジェシカ・ウー / 土居伸彰

監督トーク3「夢と現実のドア『クム（夢）』」

2021年5月23日（日）14:00～
＜出演者＞
キム・ガンミン / 細川晋

花コリ観客賞授賞式＆クロージング

5月23日（日）15:30～

リモート交流会

2021年5月23日（日）16:00～
※オンラインビデオ通話スペース「Gather.Town」利用予定