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熊谷拓明カンパニーが“ダンス劇”2作品交互上演、北尾亘も出演

ナタリー

踊る「熊谷拓明」カンパニー ダンス劇「咲く、白。」「きみがゆえにわたし」チラシ

踊る「熊谷拓明」カンパニー ダンス劇「咲く、白。」「きみがゆえにわたし」が、12月10日から12日まで東京・あうるすぽっとにて上演される。

本公演は、踊る「熊谷拓明」カンパニーにとって初の試みとなる、“ダンス劇”2作品交互上演作品。熊谷拓明が提唱するダンス劇とは、日常の中にあるダンスや演劇のような時間を切り取り、しゃべる・歌う・踊ることで昇華する作品群のことで、今回は7年前にホームレスが亡くなった、とある高架下を舞台に作品が立ち上げられる。

「咲く、白。」は、家庭や職場、友人関係などで生きづらさを感じている人たちの思いに迫った群舞、「きみがゆえにわたし」はBaobabの北尾亘と熊谷のデュオとなる。上演時間はどちらも約1時間15分。

上演に向けて熊谷は「今日の正解が明日正解だとは限らない時間の中で、その時、その時に自分の作品が輝く最善を発見する為、日々穏やかに柔らかく生きる事を心がけ、皆様にこの2作品をお届けできる日を心待ちにしております」とコメントしている。

熊谷拓明コメント

日々揺れ動く情勢の中で、僕の想いも、もちろん揺れ動きます。

しかしそれを“ブレている”とは感じないんです。

むしろ、ラスベガスから帰国して間もない頃に、頭のなかでモクモクしていた僕が思う「ダンス劇」の姿がとても明確に頭の中にある今日この頃なのです。では何が揺れ動くのか……そこにどう向かうかをいつも揺れる想いの中で見定めているのだと思います。

今日の正解が明日正解だとは限らない時間の中で、その時、その時に自分の作品が輝く最善を発見する為、日々穏やかに柔らかく生きる事を心がけ、皆様にこの2作品をお届けできる日を心待ちにしております。

僕の頭の中にある「ダンス劇」の定義や魅力を存分に楽しんで頂ける作品になりますので、まだ体験したことのない方にも、久しぶりの方にも、いつもお越しいただく皆様にも。優しく乱暴な衝撃を受け取って頂けると思います。

これがお口に合わないようでしたら、清々しく諦められます(笑)

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

踊る「熊谷拓明」カンパニー ダンス劇「咲く、白。」「きみがゆえにわたし」

2021年12月10日(金)~12日(日)
東京都 あうるすぽっと

「咲く、白。」

作・演出・振付:熊谷拓明
出演:東出宜子、原佑介、稲葉由佳利、福島玖宇也、武安由宇里、池上楓子、村井友映、熊谷拓明 / 皆川まゆむ

「きみがゆえにわたし」

作・演出・振付:熊谷拓明
出演:北尾亘、熊谷拓明

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