花江夏樹、梶裕貴、村瀬歩がオリジナル劇場アニメーション「グッバイ、ドン・グリーズ！」に出演していることがわかった。

本作は、ロウマ、トト、ドロップという少年3人組の大冒険を描く物語。監督と脚本をいしづかあつこ、キャラクターデザインを吉松孝博、アニメーション制作をマッドハウスが担当した。

花江が声を当てたのは、東京から少し離れた田舎町に暮らすロウマこと鴨川朗真。周囲にうまくなじむことができないロウマを、花江は「友情を大切にするとてもいい奴で、将来に不安を抱きながらも前に進んでいます」と紹介し、「友情や恋、若さ溢れる行動力、大人になるにつれて忘れてしまう、失くしてしまう、直してしまうそんな大切な気持ちを思い出せる作品だと思います」とコメントしている。

梶が演じたのは、ロウマと同じく浮いた存在のトトこと御手洗北斗。トトは幼い頃から医者を目指している秀才だが、ロウマとともに秘密基地を作り「ドン・グリーズ」を結成することになる。梶は「小気味よいコミカルさと疾走感に加え、若者たちが初めて人生と向き合う瞬間のナイーブな人間ドラマが丁寧に描かれている作品」と本作を紹介する。

村瀬はドロップこと佐久間雫の声を担当。アイスランドからやって来たドロップはロウマと出会って意気投合し、「ドン・グリーズ」の一員に加わる。村瀬は「誰もが子どもの時に一度は憧れたよなー！という冒険から、親や同級生から離れて語られる思春期の悩みや不安定さ、覚悟。その全てをじっと黙って包んでくれるように自然が美しく描かれております」と本作の魅力をアピールした。

「グッバイ、ドン・グリーズ！」は2022年に公開。特報映像がYouTubeで公開中だ。

花江夏樹 コメント

ロウマ役の花江夏樹です。
彼は友情を大切にするとてもいい奴で、将来に不安を抱きながらも前に進んでいます。
オーディションを受けた時にはもう既に映像がかなり出来上がっていて、ノスタルジックで、とても綺麗だと感じました。
この作品で、友情や恋、若さ溢れる行動力、大人になるにつれて忘れてしまう、
失くしてしまう、直してしまうそんな大切な気持ちを思い出せる作品だと思います。
男3人での大冒険！ ぜひ劇場でご覧下さい！

梶裕貴 コメント

オーディションのお話をいただいた時、直感で「おもしろそう！」と感じた作品でした。
その感覚が間違っていなかったことは、アフレコで既に確認済みです。いしづかあつこ監督の想いとセンスの詰まった青春物語。
小気味よいコミカルさと疾走感に加え、若者たちが初めて人生と向き合う瞬間のナイーブな人間ドラマが丁寧に描かれている作品です。
今だからこそ、自分だからこそのトトが生まれたんじゃないかと感じています。
全力で作品世界を駆け抜けました。公開を楽しみにお待ちください！

村瀬歩 コメント

オーディションの際に既に絵が出来上がっており、そこにまず感動したのがスタートでした。
誰もが子どもの時に一度は憧れたよなー！という冒険から、親や同級生から離れて語られる思春期の悩みや不安定さ、覚悟。その全てをじっと黙って包んでくれるように自然が美しく描かれております。
画の美しさと彼らの秘密の物語を楽しみに待っていただけると！

(c)Goodbye,DonGlees Partners