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SixTONES 髙地優吾×松村北斗、“ゆごほく”コンビの尊さ 長年築いた絆があるからこそのシンメ感

リアルサウンド

20/4/13(月) 6:00

 「リトルトゥース」という言葉が、1年ぶりにTwitterのトレンドに入った。4月4日からスタートした『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)でメンバーの髙地優吾と松村北斗が、『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)のリスナー「リトルトゥース」であることを明かしたためだ。髙地と松村がリトルトゥースだと判明したのは、番組冒頭。正直、聴いた瞬間にニヤニヤしてしまった。ファンもこの2人に新しい共通点があると判明し、高ぶったのではないだろうか。何を隠そう“ゆごほく”である。長い間シンメとしてパフォーマンスをしてきた髙地と松村の“ゆごほく”は運命共同体のようなエピソードが多々ある、何とも“尊い”コンビだ。

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 おっとり系の高地と大人びていて色気のある松村、一見すると正反対に見える2人だが、似た者同士な部分も多くある。高地は1994年3月8日生まれの26歳、松村は1995年生まれ6月18日生まれの24歳と、1歳差。入所した月は違えど、2人とも2009年入所と活動をスタートした時期も近しい。そんな2人は入所後まもなくジャニーズJr.内グループのB.I.Shadowに所属し、「中山優馬 w/ B.I.Shadow」としてCDを発売した経験も持っている。しかしその後、事実上B.I.Shadowは解散。これについて『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(フジテレビ系)内でジェシーから「北斗と髙地は一回デビューみたいな感じでもあったもんね」と切り出されたことも。その時の2人の何とも言えない表情は、いろいろと考えさせられるものがあった。

 また、SixTONESのYouTube動画で人気の企画「KYゲーム」をやっていても、所々シンクロすることがある。「犬の散歩」というお題では、全く同じポーズを取ったこともあった。こういう細かな部分にも“シンメ感”が出るのも“ゆごほく”の尊さなのかもしれない。

 こうして2人がシンクロするのは、強い心の絆があるからだろう。普段は、気心が知れているがゆえ、お互いをぞんざいに扱うこともあるが、ここぞという時に絆の強さを見せてくるのだ。例えば、まだ2人がジャニーズJr.の頃、『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)内コーナー「あなたにお手紙書きましょう」で、お互いに「もっとダンス頑張ろうね」(髙地)、「これから一緒に頑張っていこうね」(松村)と語ったことがあった。B.I.Shadowとして活躍していた当時も、2人は支え合っていたことが分かる。そして2020年5月号の雑誌『Myojo』に掲載されていた松村の10000字インタビュー。そこには「ジャニーさんが、俺に、“すごい相性のいいコがいるよ”って言ってくれたのが髙地だったよね。(中略)“ふたりはずっとペアで”って。だからこれからも一生一緒だね」という髙地へのメッセージが書かれていた。「一生一緒」、この言葉は長年活動をともにし、これからもともに生きていくからこそ出てくるのではないだろうか。そして、そこから松村が髙地に感じている絆も伝わってくる。

 パフォーマンスやテレビ、YouTube動画、雑誌などを見ていると、様々な“ゆごほく”ポイントを見つけることができる。もちろんその一つひとつじっくり味わうのもいい。だが、“ゆごほく”はそれだけでなく「2人の歴史に思いを馳せ、今の関係性をより深く味わう」ことでより深く楽しめるのかもしれない。(高橋梓)

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