気象学者であり鳥類愛好家のクリスチャン・ムレクの実話をもとにした「グランド・ジャーニー」が、5月15日に東京・新宿バルト9ほか全国で公開される。

絶滅危惧種の渡り鳥に安全な渡りのルートを教えるため、ノルウェーからフランスまで超軽量飛行機で鳥たちとともに飛行しようとする父と子の旅を描く本作。ジャン＝ポール・ルーヴが父クリスチャン、ルイ・バスケスが息子トマに扮するほか、メラニー・ドゥーテも出演する。メガホンを取ったのは「ベル＆セバスチャン」のニコラス・ヴァニエ。ムレクはマチュー・プティとともに脚本を担当した。

このたびYouTubeで解禁された予告編には、飛行計画を実行しようとクリスチャンが奮闘するシーンや小さなヒナたちの“親”となるトマの姿が収録されている。なお本作の撮影は、ムレクが制作に関わったドキュメンタリー映画「WATARIDORI」のスタッフの協力をもとに、実際に野鳥たちと空を飛びながら行われた。

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