地人会新社「リハーサルのあとで」が、9月1日から10日まで東京・新国立劇場 小劇場で上演される。

「リハーサルの後で」は、スウェーデンの映画監督イングマール・ベルイマンが演劇的な手法を取り入れて作り上げた、1984年のテレビ映画。同作を舞台作品として立ち上げる本公演では、栗山民也が演出を手がけ、一路真輝、森川由樹、榎木孝明が出演する。

演出家・ヘンリックが稽古の終わった舞台上でまどろんでいると、若い女優アンナが「忘れ物をした」と戻って来る。彼女の両親は俳優で、ヘンリックとは旧知の仲だった。彼がアンナに思い出話や演劇論、俳優論を語り始めると、そこに彼女の母ラーケルが現れ、次第にラーケルとヘンリックのただならぬ関係が明らかにされていく。

地人会新社 第9回公演「リハーサルのあとで」

2019年9月1日（日）～10日（火）
東京都 新国立劇場 小劇場

作：イングマール・ベルイマン
訳：岩切正一郎
演出：栗山民也
出演：一路真輝、森川由樹、榎木孝明