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AKB48の恋愛禁止はもう古い? 武田鉄矢の“恋の自由化”提起に波紋広がる

リアルサウンド

13/10/3(木) 18:58

 武田鉄矢がプロデュースした4人組女性アイドルユニット「赤マルダッシュ☆」が2日、都内で楽曲完成披露会を行った。同グループは東洋水産の人気カップ麺「赤いきつね」のPRを兼ねた“食べドル”をコンセプトにしているが、アイドルにつきものの恋愛禁止ルール がないことも特徴だ。武田は「恋愛は自由。恋は人間を鍛える最高のレッスンですから」とコメントしている。

 この“恋愛自由宣言”に対し、ネット上では「そもそも恋愛禁止ルールがおかしい」「多感な年ごろだから恋をするのは当然」「さすが金八先生だね」と賛同する声がある一方、「15歳のメンバーとかいるのに、堂々と恋愛自由を掲げるのはどうかと思う」「そんなこと言ったらファンが勘違いするのでは」「アイドルの神聖さがなくなる」と疑問を呈する声も少なくない。

 では実際、恋愛に関して独自のルールを掲げている他のアイドルは、そのことによって芸能活動にどのような影響を与えているのだろうか。事例を見てみたい。

青SHUN学園

 福岡を拠点に活動している青SHUN学園は「恋をすること」がグループのコンセプトとして掲げられている。ライブでもファンとの距離感が非常に近く、曲によってはメンバーもフロアに降りてきて、肩を組んだり手をつないだりしながら、一緒に盛り上がるとのことだ。社会学者でありながらアイドル論者としても知られる濱野智史氏は、リアルサウンドのインタビュー「CD1000枚購入の猛者も…ファンを虜にする地下アイドルの“ゲーム的な仕掛け”とは」にて、青SHUN学園を高く評価。恋愛を推奨する同グループのスタンスについては、「青女のライブはみんなで肩を組んで盛り上がり、終わればメンバーも客同士もハイタッチをするという、ものすごい一体感です。特定のメンバーを推すというより、そういう現場を面白がる傾向があるので、これまでのアイドルとは違い、恋愛していても問題ないのかもしれない」とコメントしている。
 

谷一歩

 グラビアアイドルの谷一歩は2012年、「恋愛禁止のAKBの代わりに48股目指す」と宣言し、テレビ番組や雑誌の取材などで22股をかけていると公言していたが、2013年2月22日放送の『できるテレビ』(フジテレビ)にて、それらの発言が嘘だったことを涙ながらに告白。注目を集めたいがために無理のあるキャラ設定をしていることが明かされた。ネット上ではこの告白に対し、「キャラ設定なのはわかってたけど、どうせやるならとことんやって欲しかった」「壇蜜が出てきて持ってかれてるから話題作りなんだろうけど事務所のやり方酷いな」と、行き過ぎた設定に呆れる声が目立った。

きゃりーぱみゅぱみゅ

 海外でも人気のきゃりーぱみゅぱみゅは、2013年2月にフランスの民放、CANAL+の情報番組「LE PETIT JORNAL」に出演。当時はAKB48峯岸みなみの“丸刈り謝罪”が話題になった時期だったため、番組内では「日本のアイドルはなぜ恋愛が禁止されているのか?」という質問がなされた。それを受けてきゃりーは、「日本のアイドルは恋愛に関して厳しくて、男性の人が応援してくれる代わり、自分のプライベートでは恋愛せずに、アイドル一筋で頑張る」と独自のアイドル論を展開した上で、「私はアイドルではないので自由に恋愛をしても大丈夫なんです」と語った。アイドルではない理由については「もっとアーティスト寄りなことをやってます」。アイドルをどう定義するかは難しい問題だが、歌手はアーティストと名乗ることによって、恋愛禁止ルールを免れることができるのかもしれない。

ハロー!プロジェクト

 モーニング娘。Juice=Juiceが所属するハロー!プロジェクトでは、異性との恋愛は禁止であるが、メンバー間で恋愛感情を持つことは容認される空気があるようだ。アイドル論者でハロプロに詳しい掟ポルシェ氏は、リアルサウンドのインタビュー「ハロプロはソフトレズ容認へ!? 掟ポルシェが語る『アイドルと恋愛』」にて、「最近、『メンバー同士でイチャイチャするのは良い』という妙な抜け道的手法が取り入れられて、それがファンにも認められているんですよ。(中略)年頃の女の子ですから、恋愛感情を多大に持っているのは当たり前で、それが男の子を好きになっちゃいけないと言われたら『じゃあしょうがない、相手が女でもいいや』と思ってしまうのは、自然と言えば自然と言える」と語っている。恋愛禁止がルールとして徹底している女性アイドルグループには、このようなケースも起こりうる、ということだろう。

 AKB48の恋愛禁止ルールがあまりにも有名になったため、“逆張り“的なスタンスのアイドルも増えてきた現在。赤マルダッシュ☆の恋愛自由化宣言は、果たしてどんな結果を生むのだろうか。
(文=編集部)

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