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中山優馬が小さな命のため奔走!映画「189」冬に公開、ヒロインは夏菜

ナタリー

21/5/21(金) 6:00

左から坂本大河役の中山優馬、秋庭詩音役の夏菜。

中山優馬が主演を務め、夏菜がヒロインを演じる映画「189(イチハチキュー)」が冬に公開される。

本作は、児童相談所の虐待対応ダイヤル“189”に助けを求める小さな命を救うため、奔走する人々の姿を描くヒューマンドラマ。主人公の新米児童福祉司・坂本大河は、過酷な現実にさらされながらも目の前の仕事にまっすぐ向き合っていくが、ある日彼が保護した児童が親元へ戻ったことで再び虐待を受け、命を落とす事件が起きる。大河は苦悩と葛藤を抱えながらも、ある相談をきっかけに、弁護士の秋庭詩音とともに奮闘する。

大河役の中山は「ホーンテッド・キャンパス」以来5年ぶり2度目の映画主演。「作品に込められた重大なメッセージをしっかりと伝えなければならない、と背筋が伸びる思いでした」と述懐し、「残酷な描写もあり、目を背けたくなる瞬間もあると思います。ですが、みんなでこの問題と向き合い、今より良い世の中にする事が出来るきっかけとなる作品になれば嬉しいです」と語った。そして詩音役の夏菜は「年下なのを感じさせないお兄ちゃんのような、頼れる座長でした」と中山との初共演を振り返り、「この物語には終わりがあるのですが、社会的な問題を題材にしているので、問題解決のきっかけに繋がる映画になっていれば嬉しいです」とメッセージを送った。

「189」は全国のイオンシネマほかでロードショー。「最後の恋,初めての恋」の長津晴子が脚本、「eiko(エイコ)」「ゆずりは」の加門幾生が監督を担当する。

中山優馬 コメント

台本を読んだ時はとても残酷な描写もあり驚いたのですが、日本の現実問題として起きているという事に無力さを感じました。
作品に込められた重大なメッセージをしっかりと伝えなければならない、と背筋が伸びる思いでした。

僕が演じた坂本大河はごく一般的な感性をもった人物なので、多くの方が大河の気持ちに共感して頂けると思います。
台本を読んだときから、大河の感覚を理解出来る部分が多いにありました。
そういう意味では似てる部分があるのかも知れません。

夏菜さんは、とても明るくムードメーカーで、重大な問題がテーマなので、つらいシーンが続く現場でも、皆の支えになってくれました。
凄く情熱的な部分もあり魅力的な女優さんで、今回ご一緒出来て良かったです。

児童相談所、虐待、ネグレクトを扱う作品です。
残酷な描写もあり、目を背けたくなる瞬間もあると思います。
ですが、みんなでこの問題と向き合い、今より良い世の中にする事が出来るきっかけとなる作品になれば嬉しいです。
僕も(この映画を通じて)改めてしっかりと向き合いたいと思います。
189のナンバー是非覚えて下さい。

夏菜 コメント

初めて共演する中山さんのことは、最初とっつきにくい人なのかなと思っていたのですが、実際は誰よりも熱い男。現場ではおんぶにだっこで、彼から率先してお芝居の提案をしてくださり、年下なのを感じさせないお兄ちゃんのような、頼れる座長でした。今回演じた秋庭詩音の見て見ぬふりができないところや正義感は、自分にも通じるものがありました。題材が題材なだけに、台本を読んだときから、責任をもってこの役を演じなくてはいけないと思っていたのですが、わたしにできることは(役を通じて)全うすることができたと思います。この物語には終わりがあるのですが、社会的な問題を題材にしているので、問題解決のきっかけに繋がる映画になっていれば嬉しいです。

加門幾生 コメント

過去に実際に起こった事件がモチーフ。
「虐待」の余りにも悲惨な現状、児童相談所の係りの現状に何か一石を投じたい思いで作りました。(今回のキャスティングでは)中山君の作品DVDと生芝居観劇し、このピュアな役と意思の強さが表現出来る役者だと思ったから、
夏菜さんは、弁護士としての力強さと包み込む感じが有ると思いお願いしました。
虐待された少女の病室シーンで話を聞く二人の優しさ、声のトーンがこの作品のハーモニーを感じました。この映画で「虐待」が本当に無くなるのかと問われるでしょう、しかし我々は「虐待死」を無くす思いで作りました。
一人でも多くの人々が「189」のダイヤルナンバーを覚えて、亡くならなくていい「命」を護りたいと。

(c)映画「189」製作委員会 ヴァンズピクチャーズ

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