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アイパー滝沢&りゅーじの新コンビ名決定、年齢詐称も問題なし「老後の面倒、俺が見ます」

ナタリー

新コンビを結成したアイパー滝沢(左)とりゅーじ(右)。

元えんにちのアイパー滝沢と元トンファーのりゅーじが新コンビを結成。本日6月22日、コンビ名が「チャッピー。」に決定した。

自身のYouTubeチャンネル「アイパーチャンネル」で去る6月17日にコンビ結成を報告したアイパー滝沢。エントリー予定の「キングオブコント」の予選で司会にその名を呼ばれるまで、りゅーじにはコンビ名を隠しておこうとも思っていたそうだが、この取材の場で明かしてくれた。由来は「岸和田少年愚連隊」の番外編「カオルちゃん最強伝説」シリーズに登場する野良犬。アイパーは竹内力演じるカオルがチャッピーをかわいがっているシーンにかねてより愛着があり、独断で命名した。「チャッピー。」の「。」は1画増やすことで「天才」を表す13画になることから付け足したという。

初めてコンビ名を聞いたりゅーじは「今までいっぱい案を出してきた中でかなり下位」と失笑する。しかしアイパーが竹内力を真似た言い方で「チャッピー!」と言ってみせると一転、大笑いして「めちゃくちゃアリになりました!」とこれを歓迎。竹内力風の「チャッピー!」を盛り込んだ漫才冒頭の挨拶も今日ここで完成した。どんなツカミなのかはこの記事の最後にある動画で確認してみよう。

2人がコンビを組んだのは、今年3月に行われたライブ「次のおいでやすこがを探す会」でアイパーがりゅーじに「やってみない?」と声をかけたのがきっかけ。そのときは可もなく不可もなしという出来だったが、数カ月後、りゅーじが正式にアイパーを誘った。アイパーは「『パーさん、(売れる未来が)見えました』と。めちゃくちゃ頼もしかった」とりゅーじからきたLINEのメッセージを振り返る。

実はアイパーはNSC入学当時から5歳サバを読んでおり、りゅーじより一回り歳上であることから「本当にいいの? ジジイだぜ?」とりゅーじが後悔しないよう忠告もした。それでもりゅーじは、年齢を詐称していたことも含めて笑って受け入れ、「俺がアイパーさんの老後の面倒見ますよ」と返したという。りゅーじは「『アイパーさんの残りの人生、俺が幸せにしてみせます』って言いました。奥さんにもしてないプロポーズ、アイパーさんにしてしまいましたね(笑)」と笑った。

もともと漫才師の2人は漫才を軸にしつつも、コントにも挑戦していく。アイパーの“任侠ツッコミ”や、ボケに対して刑期で返していくやり取りなどを盛り込んだ独自のネタ作りに励んでいるが、一番の望みはテレビでの活躍。また、アイパーの直近の目標は誕生日の9月18日にバースデーライブを開催することで、「まだ未定ですが、決まったら満席にしたい。派手に行きたい」と妄想する。「自分たちでイベントをやっていかないとダラダラしちゃう。そうなると今までと一緒。お披露目という意味でも、どんどんライブをやっていきたい」と語るアイパーだったが、りゅーじに「パーさんの同期の天狗・横山さんにアドバイスされたこと、今まんま言ってます。渋々だったくせに自分の意見かのように言ってますよ」とバラされ、しっとりとした「ホゥ……」で誤魔化していた。

「M-1グランプリ」がこの先も芸歴制限15年だった場合、アイパーのラストイヤーは62歳。そこまでくすぶり続けるわけにはいかないアイパーは、あと3年、50歳までのブレイクを誓い、「心機一転、足を洗って出直すので、心を入れ替えたアイパーを見ていただきたい」と気合いを入れる。一方、トンファー解散後、インディゴというコンビで活動するも、期待通りにはいかなかったりゅーじ。「ここ2、3年は芸人として死んだようなものだったので、これからは何も怖くない」とアイパーとの今後を楽しみにしている様子だった。

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