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現代音楽と日本映画の関係たどる特集開催、武満徹が手がけた「怪談」など計22本

ナタリー

19/9/4(水) 17:02

「現代音楽と日本映画の交差点 1950s-1970s」ビジュアル

特集上映「現代音楽と日本映画の交差点 1950s-1970s」が、9月7日から12月1日の週末に神奈川・川崎市市民ミュージアムで行われる。

1950年代に始まり、欧州の系譜とは異なる独自の形で発展してきた日本の電子音楽。本特集では、1950年代から70年代頃の映画音楽に焦点を当て、現代音楽と日本映画における表現の軌跡をたどる。川崎市市民ミュージアムに所蔵されている劇映画を中心に、計22本がラインナップに並んだ。

そのうち、武満徹が映画音楽を担当した作品は11本。時代劇における映画音楽で野心的なアプローチを取った「切腹」、日本古来の邦楽器とテクノロジーを融合させた「怪談」、勅使河原宏と組んだ「おとし穴」「砂の女」「他人の顔」などがスクリーンにかけられる。そのほか早坂文雄、黛敏郎、一柳慧、湯浅譲二らが音楽を手がけた作品も。

10月5日には「映画音楽講座 武満徹の音・音楽の世界」と題したイベントも開催。「おとし穴」上映後に音楽・文芸批評家の小沼純一が講師として登壇する。上映スケジュールなど、詳細は川崎市市民ミュージアムの公式サイトで確認を。

現代音楽と日本映画の交差点 1950s-1970s

2019年9月7日(土)~12月1日(日)神奈川県 川崎市市民ミュージアム
※9月21日(土)、22日(日)、10月12日(土)、13日(日)、26日(土)、27日(日)は休映
料金(税込):一般 600円 / 高校・大学生、65歳以上 500円 / 小・中学生 400円 / 未就学児、障害者手帳などの所持者およびその介護者 無料
<上映作品>
「カルメン純情す」
「近松物語」
「噂の女」
「おとし穴」
「切腹」
「太平洋ひとりぼっち」
「砂の女」
「怪談(1965年)(インターナショナル・バージョン)」
「悦楽」
「他人の顔」
「河~あの裏切りが重く」
「さらば夏の光」
「エロス+虐殺」
「心中天網島」
「煉獄エロイカ」
「東京戦争戦後秘話」
「儀式」
「戒厳令」
「青幻記 遠い日の母は美しく」
「卑弥呼」
「北村透谷 わが冬の歌」
「ざ・鬼太鼓座(デジタルリマスター版)」

映画音楽講座 武満徹の音・音楽の世界

2019年10月5日(土)神奈川県 川崎市市民ミュージアム
<登壇者>
小沼純一

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