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山田裕貴が特集放送に期待「深淵にまで触れて」、コロナ禍で考えた“演じる意味”も

ナタリー

20/6/10(水) 12:00

山田裕貴

山田裕貴の特集放送がCSのTBSチャンネル1で7月19日に実施。放送を前に、山田のインタビューコメントが到着した。

本特集では2016年上演の初主演舞台「宮本武蔵(完全版)」がテレビ初放送されるほか、2作同時期に主演を務めた2020年放送のドラマ「SEDAI WARS」「ホームルーム」、同じく2020年放送の「情熱大陸 俳優・山田裕貴」などがラインナップされている。「宮本武蔵(完全版)」では、これまで描かれてきた伝説的な“ヒーロー”としての宮本武蔵ではなく、等身大の若者としての宮本武蔵を演じた。「SEDAI WARS」ではゆとり世代の若者、「ホームルーム」では1人の生徒を偏愛する変態教師とさまざまな顔を見せてきた。自分の特集が組まれることについて、山田は「マネージャーさんから連絡をもらったときはすごくうれしかったです」と喜びをにじませる。

新型コロナウイルス感染拡大の影響による外出自粛期間中、山田はSNSを通じてファンや俳優仲間と交流するなど積極的に発信を続けた。一方でデビュー作「海賊戦隊ゴーカイジャー」や「闇金ドッグス」シリーズといった過去作を観返し、読書に没頭するなどインプットにも時間を費やしたという。そうした中で自身を客観視し、「一番感じたのは自分は『人が好き』だということ。だから俳優は天職だと思います。“人”のことを考える職業ですし、人の気持ちがわからない人に演技はできないだろうなと改めて考えました」と真摯に語る。

「海賊戦隊ゴーカイジャー」が放送されていた当時、東日本大震災の発生により「自分はヒーローを演じているのに何もできない」と痛感したと振り返る山田。今回のコロナ禍において“演じる意味”を改めて考えたようで「物理的ではなくても、心に元気がない人の何かを変えられるかもしれない。どこまで影響を与えられるかわかりませんが、誰かの心を動かせているなら、僕はそれを生きがいにしてやります。どんな状況だろうと」と志を新たにした。

本特集では出演作に加え、新撮インタビュー番組「もっと知りたい!山田裕貴」もオンエア。本番組は7月19日の特集放送に先駆けて、18日22時30分から前夜祭として先行放送される。山田は「自分の趣味だったり、俳優としての考えだったり。初めて聞く話も出てくると思うので楽しんでいただければ」とアピールした。また特集全体について「新たな僕を知ってもらえたらうれしいです」と笑顔で伝え、すでにドラマをとことん視聴しているコアなファンには「カットの切り替わり1つ取っても意味が込められているので、深淵にまで触れてほしい(笑)」と呼びかけた。

もっと知りたい!山田裕貴特集

TBSチャンネル1

2020年7月18日(土)特集前夜祭

22:30~23:00「もっと知りたい!山田裕貴」※新撮オリジナル番組

2020年7月19日(日)

11:30~12:00「もっと知りたい!山田裕貴」
12:00~15:30 ドラマ「SEDAI WARS」※全7話一挙放送
15:30~16:00「情熱大陸 俳優・山田裕貴」
16:00~21:00 ドラマ「ホームルーム」※全10話一挙放送
21:00~21:30「もっと知りたい!山田裕貴」
21:30~24:10 舞台「宮本武蔵(完全版)」※テレビ初放送

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