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嵐 二宮和也、『ONE PIECE』作者 尾田栄一郎の庶民派な一面に驚き「それでお金使いきれます?」

リアルサウンド

20/8/28(金) 10:30

 8月27日、『嵐ツボ』(フジテレビ系)が放送された。この番組は、世の中で「まだ誰もランキングにしていないこと」を番組が独自調査して、ランキングを作成し発表。そのランキングをもとに、嵐5人が穏やかに、和気あいあいとトークを繰り広げていくSPバラエティだ。2016年に初めて放送され、翌年からお正月の風物詩となっていた『嵐ツボ』が初めてゴールデンに進出。今回はスタジオを飛び出し、“嵐ツボHOME”で過ごす嵐5人が訪れる客から提案された様々な企画に挑戦した。

 豪華なセットが組まれた嵐HOMEに入室した5人は、冷蔵庫にあった名古屋公演で松本潤が必ず食べるというわらび餅を食べながら和やかなトークを繰り広げる。すると最初の来客として登場した麒麟の川島明が、「嵐VS嵐LOVERS」と題した企画を持ち込み。嵐愛が強いという男性ファンを募集し、約650人の応募の中から5人の嵐LOVERSを選出。彼らと一緒になって、嵐も自分たちにまつわるクイズに挑戦し、「嵐愛ランキング」を作成した。フィリピン出身の男性ファンは何と嵐愛が強すぎて来日、その気持ちを伝えるべく嵐の前で「P・A・R・A・D・O・X」のダンスを披露。そんな嵐愛溢れる5人のファンは嵐と会えたことに感激しながらも、かなりコアな問題に次々と正解する。後半戦では歴代のマネージャーにアンケートを取り、嵐についてマネージャーが言いそうなことを当てた。例えば、「二宮に冷たい飲み物と〇〇を用意して、ゲームの話を振ると上機嫌になります」という質問には、〇〇に“ハンバーグ弁当”という回答が続出したが、答えはWi-Fi。「ちょっとこの部屋寒くない?」という松本の口癖が冬場になると「ちょっとこの部屋乾燥してない?」と変わることも明らかとなった。最終的に嵐愛ランキング1位に輝いたのは嵐LOVERSの1人に。

 つづいて生き霊を見ることができるというシークエンスはやともが訪れ、「嵐の霊視ランキング」を発表。「嵐の金運ランキング」で4位に選ばれた二宮和也は、ファンの人数が多く仕事仲間からの信頼が強いという。3位の松本は「嵐の中でも飛び抜けて自分が大好き」と分析され、松本潤であろうとするパワーが半端ないため、“ほぼレディー・ガガ”とのこと。ちなみに2位の相葉雅紀もかなりの人徳が見えることから、“ほぼレディー・ガガ”の称号を手に入れた。そして、最も金運が強いのは櫻井翔という結果に。最下位は大野智で「お金が舞い込んできそうな人が周りに一人もいない」とされたが、嵐全体でみれば金運は良好で、悪くなりようはないという結果だった。

 さらに、特別企画として嵐が『週刊少年ジャンプ』編集部を訪れ、漫画『ONE PIECE』の作者・尾田栄一郎とトークを繰り広げた。「最終回の構想は決まってるんですか?」と相葉が質問すると、尾田は「間違いないですね。めっちゃ面白いです」と言及。あと4~5年で最終回を迎えるという。そんな尾田とのトークでも、「まだ誰もランキングにしていないこと」をテーマにランキングを作成。歴代の担当編集に聞いたアンケートから、まだ尾田が新人の頃に連載会議で3度落選したことが明らかに。二宮が「『マガジン』や『サンデー』に行こうとは思わなかったんですか?」と投げかけると、尾田は「鳥山明先生を大尊敬していて、同じ雑誌で漫画を描きたかった」と当時を振り返った。ユーモアに溢れる尾田は冗談が好きで、過去の担当編集は最初の挨拶の時に「チェンジで」と言われたこともあるという。また、尾田はONE PIECE愛も強く、ゲームに何万円も課金したり、自分のネームで号泣した過去も。「人の漫画であんまり泣かないんですよ。自分が泣くまで描かないと読者は(涙を)出せない」という名言も飛び出した。

 今回『嵐ツボ』のために、尾田自身もまだ決まっていないランキングを作成。『ONE PIECE』で一番好きなシーンは「ワノ国のオープニング」で、「首里城をずっと作りたくて、侍や忍者ももっと前から書きたかった」と理由を明かした。今後も描きたい絵が溜まっているという尾田は、今後の展開について「めちゃくちゃ面白いです」と念押し。そんな彼が天才だと思う人第1位は、なんとアニメ『The World of GOLDEN EGGS』のスタッフや漫画家・松本大洋を抑え、お笑いコンビ・霜降り明星のせいや。漫画界を牽引する尾田だが、意外にもプライベートは庶民的で、幸せを一番感じる瞬間は「健康ランド」での時間だという。「原稿明けで温泉に入れて、上がったら牛丼も焼き鳥も寿司もある。めちゃくちゃ楽しい」と尾田が語ると、二宮は「それでお金使いきれます?」と驚いた。『ONE PIECE』はアニメも21年続いていることからスタッフ同士も仲が良く、頻繁に集まるとのこと。その様子を尾田は「親戚の寄り合いみたいになる」と表現した。最後は松本が勇気を出して、尾田に電話番号を訪ねる。すると、尾田は「いいですよ。LINEにしましょうか。電話は担当かなと思って出ないから」と最後まで和やかなトークで5人を楽しませた。

 最後の企画では一人だけ違うお題が配られ、話し合いながら多数派の市民から少数派のウルフを制限時間内に暴き出すという人気ゲーム「ワードウルフ」で白熱の心理戦を行なった。

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