第7世代実験室「たかが世界の終わり」が、10月24日21:00から配信される。

これは、さいたまネクスト・シアターの有志メンバーが運営するユニット企画・第7世代実験室による配信企画「#playthemoment」の第2弾。「いま、演劇が立ち上がるさまを追う。」と銘打たれたこの企画では、さいたまネクスト・シアターのホームである埼玉・彩の国さいたま芸術劇場にゲストを迎え、稽古風景や俳優たちとのやり取りなど、作品が立ち上がっていくさまを“演劇ドキュメンタリー”として公式YouTubeチャンネルで配信してきた。

今回はその集大成として、ジャン＝リュック・ラガルス作「たかが世界の終わり」を無観客上演し、その様子を配信する。不治の病により余命わずかであることを知った34歳の青年・ルイは、長年会うことを避けてきた家族のもとへ帰郷した。病を打ち明けようとするルイだが、家族は不在だった長男との時間を埋めるかのように次々と話しかけ、ルイに話す隙を与えず……。出演者にはルイ役の藤原季節をはじめ、内田健司、周本絵梨香、佐藤蛍、銀粉蝶らが名を連ねている。演出を手がけるのは内田だ。

収録にはカメラ1台のみが用いられ、公演をワンカットで撮影。アーカイブ配信は行われず、11月1日20:00から再配信が実施される。配信はStreaming+とZAIKOにて。チケットの販売は本日スタートした。

なお第7世代実験室では、「#playthemoment」企画に際したクラウドファンディングを明日9月30日23:59までMotionGalleryで実施中。支援のリターンとして参加メンバーによる稽古場交換日誌や限定グッズなどが用意されている。

第7世代実験室 #playthemoment「たかが世界の終わり」配信

2020年10月24日（土）21:00～ ※11月1日（木）20:00から再配信。

作：ジャン＝リュック・ラガルス
訳：齋藤公一（原訳「まさに世界の終わり」）
演出：内田健司
出演：藤原季節、内田健司、周本絵梨香、佐藤蛍 / 銀粉蝶 / 高橋英希、長尾稔彦、角健士、サカベカズミ、石原滉也、宮本伊織、中山慎悟 ほか

※高橋英希の「高」は、はしご高が正式表記。