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「裏ゾッキ」がアップリンク渋谷“最後の新作興行作品”に、「ゾッキ」と交互上映も

ナタリー

21/5/9(日) 9:30

左から「ゾッキ」ポスタービジュアル、「裏ゾッキ」ポスタービジュアル。

「ゾッキ」の舞台裏を捉えたドキュメンタリー「裏ゾッキ」が5月14日に公開決定。あわせて5月20日に閉館するミニシアター、東京・アップリンク渋谷の最後の新作興行作品となることがわかった。

竹中直人、山田孝之、齊藤工(斎藤工)が共同監督を務めた「ゾッキ」は、マンガ家・大橋裕之の初期短編集「ゾッキA」「ゾッキB」を実写化した作品。「裏ゾッキ」では大橋の故郷である愛知・蒲郡市で行われたロケの様子を含め、映画制作の裏側が映し出される。「ゾッキ」の出演者である松井玲奈がナレーション、竹原ピストルが主題歌を担当。篠原利恵がメガホンを取った。

アップリンク渋谷、愛知・伏見ミリオン座、刈谷日劇では「ゾッキ」「裏ゾッキ」の交互上映が行われることに。ミニシアター中心に展開し、全国50館へ拡大を目指す。プロデューサーの伊藤主税は「映画『裏ゾッキ』は“いま、映画は必要なのか”をテーマに映画『ゾッキ』の制作過程の裏側、500日を篠原利恵監督が愛情持って切り取ったドキュメンタリー映画です。映画『裏ゾッキ』と『ゾッキ』の交互上映で、映画が出来る経過と結果を同時に届けさせて頂き、“映画や映画制作がもたらすもの”を受け取って頂ければ幸いです」と呼びかけている。

伊藤主税(プロデューサー)コメント

僕らだけでなく、映画人にいつも寄り添い続けてくれたアップリンク渋谷が閉館すると伺い、多くのクリエイティブに関わる方々が心を痛めた事と思います。今後の我々の映像文化の発信に大きな影響がある事は間違いないです。しかし、僕らは映像文化の発信を止めてはいけない。
何故なら“映画は必要だと思うから”。
映画「裏ゾッキ」は“いま、映画は必要なのか”をテーマに映画「ゾッキ」の制作過程の裏側、500日を篠原利恵監督が愛情持って切り取ったドキュメンタリー映画です。映画「裏ゾッキ」と「ゾッキ」の交互上映で、映画が出来る経過と結果を同時に届けさせて頂き、“映画や映画制作がもたらすもの”を受け取って頂ければ幸いです。
アップリンク渋谷、伏見ミリオン座、刈谷日劇を皮切りに、ミニシアター中心に全国50館拡大を目標に交互上映をスタートさせて頂きます。作品を通じて物作りや作品に対する想い、もはや意地みたいなものを伝えさせて頂きます。アップリンク渋谷と過ごした時間を次に繋げていく為に。

(c)2020「ゾッキ」製作委員会

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