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エル・ファニング主演作と宇野亞喜良がコラボ、描き下ろしイラスト到着

ナタリー

18/10/2(火) 18:00

宇野亞喜良によるオリジナルイラスト(上)と、「メアリーの総て」のビジュアル。

エル・ファニング主演作「メアリーの総て」とイラストレーターの宇野亞喜良がコラボ。このたび、宇野が描き下ろしたオリジナルイラストが公開された。

ゴシック小説の金字塔「フランケンシュタイン」をわずか18歳で執筆したイギリスの作家メアリー・シェリーの波乱に満ちた人生を描く本作。ファニングがメアリーに扮したほか、ダグラス・ブース、ベル・パウリー、トム・スターリッジらが出演した。

イラストは、宇野がファニング演じるメアリーを描いたもの。宇野は「リアリズムで描くロマネスクの世界。映画からインスピレーションを受けて、僕の中のイマジネーションの世界でメアリーを描き上げた」と語っている。

なお10月13日には、本作の前売り券が一部を除く上映劇場で発売される。デザインは宇野のイラスト入りと、映画のポスター画像があしらわれたものの2種類。特典としてオリジナルノートブックが全国800個限定で用意される。

「少女は自転車にのって」のハイファ・アル=マンスールが監督を務めた「メアリーの総て」は、12月に東京・シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテほか全国で順次公開。

宇野亞喜良 コメント

若い女性が<フランケンシュタイン>という怪奇小説を書き上げる…というエピソードが映画になった。これが百年以上前の話だから、いろんな部分が面白い。自動車もないし、電気もない。小説を書くのは万年筆や、あるいは優雅な羽根ペンなどではなく、不思議なペッタンコの鉛筆なのである。
この時代にはまだ女性の作家の存在が認められていなかったようで、出版された本の表紙に作家名はなく、作家名が入るのは2刷り以降のことらしい。現代人には全ての事象が新鮮である。リアリズムで描くロマネスクの世界。映画からインスピレーションを受けて、僕の中のイマジネーションの世界でメアリーを描き上げた。

(c)Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017

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