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森新太郎×チェーホフ始動、「プラトーノフ」に藤原竜也・高岡早紀・比嘉愛未

ナタリー

18/7/19(木) 11:07

「プラトーノフ」出演者。中央から時計回りに藤原竜也、比嘉愛未、中別府葵、高岡早紀、前田亜季。

藤原竜也主演「プラトーノフ」の上演が決定。来年2019年2月より、東京、富山、福岡、静岡、広島、大阪で公演を行う。

本作はホリプロによる、森新太郎の演出でアントン・チェーホフの脚本を上演する新シリーズの第1弾。キャストには藤原のほか、高岡早紀、比嘉愛未、前田亜季、中別府葵、浅利陽介、神保悟志、西岡徳馬らがキャスティングされた。教師・プラトーノフ役を藤原が演じ、プラトーノフを愛する未亡人・アンナ役の高岡とプラトーノフの元恋人・ソフィヤ役の比嘉がWヒロインを務める。

森はチェーホフ作品について「なにも起きない。どこへも行けない。そして、沈黙……。その救いがたい光景はなぜか滑稽至極でもあり、ほとんどナンセンス・コメディーの域です」と印象を語り、本作については「殊に『プラトーノフ』はそんな作品かもしれません。強烈な馬鹿馬鹿しさと痛々しさが、常に同居しています」とコメント。今回が森の演出する作品への初出演となる藤原は「演劇界の次代を担う演出家の森新太郎さんと、今回ようやくご一緒できることを心から嬉しく思います」とその喜びを口にしている。東京公演のチケットは10月20日に発売を予定。

森新太郎コメント

チェーホフの作品を不条理劇のように感じるときがあります。なにも起きない。どこへも行けない。そして、沈黙……。その救いがたい光景はなぜか滑稽至極でもあり、ほとんどナンセンス・コメディーの域です。殊に「プラトーノフ」はそんな作品かもしれません。強烈な馬鹿馬鹿しさと痛々しさが、常に同居しています。哀しいかな、この現実世界のまさに映し鏡です。実力派の俳優陣17名と共に、骨身に沁みるチェ―ホフ劇をお届けできたらと思います。

藤原竜也コメント

演劇界の次代を担う演出家の森新太郎さんと、今回ようやくご一緒できることを心から嬉しく思います。森さんは、情熱的でパワフルな稽古をするそうなので、しっかりと準備をして稽古に臨みたいです。チェーホフの戯曲に挑戦するのは、2008年の「かもめ」以来になります。現実世界をそのまま切り取ったようなチェーホフの世界に再び浸れることを嬉しく思います。高岡早紀さん、比嘉愛未さんはじめ、今回の共演する多くの方とは初共演です。稽古場で自分をさらけ出して、新しい人間関係を築くことは演劇の醍醐味の一つなので、今回も楽しみたいと思います。僕が演じるプラトーノフは、自分を愛する4人の美しい女性を弄ぶという、現実世界では経験できない役柄ですので…人生経験豊富な西岡徳馬さんに役作りの相談をしたいと思います(笑)

高岡早紀コメント

チェーホフ劇に出るのは初めてです。今回、藤原竜也さん演じるプラトーノフに想いを寄せる未亡人役を演じます。なぜか私には、未亡人というイメージがあるみたいです(笑)この年齢になっても、このような奔放な女性を演じられるのは女優としてありがたいことだと思います。藤原竜也さんの舞台は何度も拝見していますが、彼はまさに「舞台の人」。本当にパワーのある方なので、舞台で初共演できることを楽しみにしています。

比嘉愛未コメント

本格的な翻訳劇に出演させて頂くのは初めてです。戯曲を読ませて頂き、リアルな人間のどろどろした部分を舞台で表現することに興味を持ち、今回チャレンジさせて頂きたいと思いました。演出家の森さんは妥協のない方だそうですが、とことんついて行きたいと思います。ワクワクするお仕事はたくさんありますが、今回のようにゾクゾクすることは滅多にありません。今から、稽古が始まるのを楽しみにしています。

「プラトーノフ」

2019年2月
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス
※富山、福岡、静岡、広島、大阪公演あり。

作:アントン・チェーホフ
翻訳:目黒条
演出:森新太郎
出演:藤原竜也 / 高岡早紀、比嘉愛未、前田亜季、中別府葵 / 近藤公園、尾関陸、小林正寛、佐藤誓、石田圭祐 / 青山達三、高間智子、冨永竜、内藤暁水 / 浅利陽介、神保悟志 / 西岡徳馬

※西岡徳馬の「徳」は旧字が正式表記。

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