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「時効警察はじめました」小雪が新興宗教の教祖役で出演、放送開始日も決定

ナタリー

19/9/12(木) 5:30

左から小雪演じる神沼美沙子、オダギリジョー演じる霧山修一朗。

ドラマ「時効警察」シリーズの新作「時効警察はじめました」の初回放送日が10月11日に決定。第1話のメインゲストとして小雪が出演することも発表された。

「時効警察」シリーズは、時効を迎えた事件を趣味として捜査する警察官・霧山修一朗を主人公とするコメディミステリー。本作では、FBI出向のため渡米した霧山、結婚と離婚を経験した三日月しずかが12年の歳月を経て再会し新たな時効事件に挑む。過去作に引き続き、霧山をオダギリジョー、霧山の助手・三日月を麻生久美子が演じた。

小雪が演じるのは、新興宗教「阿修羅の水」の教祖・神沼美沙子。美沙子は母親・神沼絹枝と、自身の夫で“総武のウタマロ”と呼ばれた要玲蔵(かなめたまぞう)が死亡した事件の関係者として霧山の調べを受ける。美沙子に思いを寄せる信者・花崎新一を六角精児が演じ、絹江に伊勢志摩、玲蔵に村松利史が扮した。なお村松は、「時効警察」の過去2シリーズにもゲスト出演している。

2002年のドラマ「天体観測」でオダギリと共演した小雪は、当時はあまり交流する機会がなかったと話し「今回はすごく気さくにお話ししていただいたんですよ。お互いに子どもの話もしたりしましたね」と再共演を喜ぶ。監督を務めた三木聡については「『このセリフはこういう映像の中で言わせたい』という、普通の概念を超えたビジュアル・イメージが強くあるんですよね。だから、私自身もいつも白紙で裸のまま現場に行って、その場でつけていただいたお芝居をそのまま楽しんでいましたし、どのシーンもすごく新鮮でした」と語った。

吉岡里帆や磯村勇斗も出演する金曜ナイトドラマ「時効警察はじめました」は、テレビ朝日系で毎週金曜23時15分よりオンエア。9月29日には、スペシャルドラマ「時効警察・復活スペシャル」が放送される。

金曜ナイトドラマ「時効警察はじめました」

テレビ朝日系 2019年10月11日(金)スタート 毎週金曜 23:15~24:15
※一部地域を除く

時効警察・復活スペシャル

テレビ朝日系 2019年9月29日(日)21:00~

小雪 コメント

出演が決まったときの気持ち

「時効警察」はシュールなコメディーの中にサスペンス要素も入っている作品。「撮影は大変だろうな」と不安になると同時に、「新しい世界観を見たい」という思いがあったので、参加させていただきました。実を言うと「これまで実際に見たことも演じたこともない“教祖様”という存在を、どうしたら具体化できるのかな」という不安も少しあったんです。でも、衣装合わせのときに三木(聡)さんが、具体的にイメージしてらっしゃる漫画のキャラクターを教えてくださって、その漫画を拝読したら、何となく雰囲気がつかめたんですよ。しかも「時効警察」は通常の作品と違って、つながりや根拠を深く考えすぎると楽しめない作品。そう思って現場に入ってからは、不安がなくなりました。

神沼美沙子を演じるにあたって、事前に準備したこと

台本を読み込みましたね。というのも彼女は、どういう意図や思考で生きてきた人なのかを読み取るのが、難しい人物。どうやって対応していこうか…と、すごく考えました。ただ、三木さんの現場は、役をあまり作りすぎて臨むと、逆に通用しないんですよね。なにせ現場ですごく変わるから(笑)。

三木聡の現場について

三木さんはハッキリとご自身の世界観をお話しできる方なので、やりやすかったです。私は分からないことがあるとすぐ質問するし、それでも分からないなぁと思っても「分からないけど、やってみま~す」と言うタイプ(笑)。幸いにも、そういうフレキシビリティーがすごく求められる現場だから、刺激になってよかったです。ただ、撮影時間が長い!(笑) 集中力や体力を持続するのは大変でしたね。

オダギリジョーとは17年ぶりの共演。当時と今回で印象に違いは?

17年前はすごくハードな現場だったことに加え、お互いに若かったり、絡むシーンが少なかったこともあって、オダギリさんとはあまりお話ししたことがなかったんです。でも、今回はすごく気さくにお話ししていただいたんですよ。お互いに子どもの話もしたりしましたね。また、オダギリさんはすごくクリエイティブなので、発想の視点も面白く、「あ! こういう方だったんだな」と新たな発見がありました。大人になってまた、表現者同士としてお会いすることができて、うれしかったです。

撮影中、特に印象に残っているエピソード

九十九里浜で会話するシーンがあったんですけど、まさか対岸越しで話すとは思わなくて(笑)。毎回、唐突なシーンが多くて「何の撮影をしてるのかな?」という気持ちになるんですけど(笑)、監督の頭の中には「このセリフはこういう映像の中で言わせたい」という、普通の概念を超えたビジュアル・イメージが強くあるんですよね。だから、私自身もいつも白紙で裸のまま現場に行って、その場でつけていただいたお芝居をそのまま楽しんでいましたし、どのシーンもすごく新鮮でした。

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