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映え写真バトルで個性が炸裂!「原因は自分にある。」配信トーク&ライブイベントレポ ート

ぴあ

「原因は自分にある。」配信トーク&ライブイベント

2020年10月24日、「原因は自分にある。」の配信トーク&ライブイベント『仮装げんじぶ空間』が行われた。

今年の7月12日、8月16日に続き3回目となるオンラインイベントだが、過去2回の『仮想げんじぶ空間』からハロウィンを意識して『仮装げんじぶ空間』というタイトルを付けているあたりにも彼らの遊び心が感じられる。

会場となったのはハロウィン気分を盛り上げるように、雰囲気たっぷりの洋館。シックな衣装に身を包んだメンバーの自己紹介のあと「よろしくお願いしまあす!」という元気な声からスタートした。

今回はハロウィンパーティーということで、オープニングでは「小っちゃいころは地域で集まって仮装していたけど、仮装するのはダサイと思ってた。今なら引かれるぐらい超仮装するのに!」(大倉)、「ハロウィンの日に友達の家に泊まって怖い映画を観て盛り上がった」(小泉)と思い出を語った。

企画もハロウィンを意識したものに。最初に行われたのは『ハロウィンスペシャル 映え!写真バトル』。杢代和人、小泉光咲、武藤潤のAチーム、吉澤要人、桜木雅哉、長野凌大、大倉空人のBチームに分かれてのバトルでは、誰がより映え写真を撮影できるかを競った。モデルひとりに対して、メンバーがプロデュースをし、カメラマンも務める。ラストに最高の映え写真を決定するということでそれぞれ気合い十分だ。

「どうしよっかなー!」「ポップコーンがある!」などと最初は用意されていた小道具にはしゃぐメンバーだったが、いざ撮影となるとモデル側だけではなく、カメラマン、プロデュース側のメンバーも真剣な表情を見せた。

実際に撮った写真と一緒に発表されるテーマにも個性が爆発。大広間でポツンと佇む大倉を捉えた『こんな広い部屋で』(モデル:大倉/撮影:長野)、ソファに横になった大倉が妖艶な表情を見せる『ソファの上でも戦いたい』(モデル:桜木/撮影:大倉)、武藤は桜木と同じくソファを使ったポーズながらも異なる切り口を見せた『武藤潤探偵事務所へようこそ』(モデル:武藤/撮影:杢代)『遠くからの吉澤要人』(モデル:吉澤/撮影:桜木)などテーマだけでも興味深い。どの写真にも「映えてる!」とメンバーから笑い声と絶賛の声が飛んだ。途中から杢代が自ら審査員を勝って出て「映えてる」判定も行われた。

杢代が撮影を務めた『仮装させられちゃいまちた』では猫カチューシャをつけた小泉の姿が。小泉は「めちゃくちゃ恥ずかしかった」と照れたが、撮影した杢代いわく、「分かりづらいけど羽もつけてる。堕天使っぽく」とこだわりを語った。

そんな中、Not映えてる!と言われたのが長野がモデル、吉澤が撮影の『その笑顔は、時代を越えて』。「シャンリアの後ろに美しい凌大の笑顔があったら完璧だな、と思って」と吉澤。メンバーからも「いい笑顔!」と絶賛されるが、審査員の杢代からは「Not映えてる!」「笑顔はいいんだけど、記念撮影のようになっているから」と辛口?コメント。

力作揃いだったが、メンバー一致で「映えフォトナンバーワン」に輝いたのは『サタデーナイト』(モデル:杢代/撮影:小泉)。大きなベッドにあおむけに寝転がり、カメラに向ける視線はなんとも魅惑的でメンバーから賞賛の声が飛ぶ。「撮られ慣れている」という言葉には「唯一プロフィールの特技に『キメ顔』を入れている人なんで」(杢代)と微笑んで見せた。

ハロウィンバージョンでキュートに『ジュトゥブ』を披露したあとは『恐怖のハロウィン! げんじぶカミングアウト』のコーナーへ。新たな一面を見せるということでメンバーがそれぞれファンの人はもちろん、メンバーも知らない秘密をカミングアウト。

トップバッターの杢代は「シングルごとに髪型を変えていた」とカミングアウト。しかしメンバーの反応がイマイチなことに慌て出す。「もっと『確かに!』 『すごい! かっこいい!』と言われると思った」と肩を落とすが「これからはいろんな姿を見てもらいたいので、(髪の)色も変えてみたい」と抱負を語った。

続いては桜木。「リンゴジュースを毎日飲んでいる」「いろんなジュースがある中で自分の口に合うのがリンゴジュースだと分かった」と語るが杢代と同じくメンバーの反応に「これ以上話すとどんどん空気が悪くなっていく」。

(写真:桜木)
(写真:小泉)

「2人は年下組でここまではジャブということで、ここから年上ががんばるから!」と長野がハードルを上げた直後にカミングアウトしたのは大倉。「お風呂上がりのストレッチがやめられない」と言うとどんなストレッチをしているのか聞かれ、実際に行っているストレッチを実演して見せた。

小泉は「将来のために料理を勉強したい」とカミングアウト。ここでアドバイスをしたのは料理が得意な杢代。「自分の好きな味覚を知ることが大切。いろんな料理を食べて好きな味を知ることがうまくなるコツ。初心者にオススメの料理は『切る、混ぜる、炒める』があるオムライス」と料理上手へのポイントを話した。もしかすると、いつか小泉と杢代の料理企画が見られるかも!?

(写真:大倉)
(写真:長野)

続いて武藤のカミングアウトが波乱を呼ぶ。「パソコンのタイピングが上手くなりました」とブラインドタッチもできるという武藤の前にノートパソコンが登場。カメラ目線で出されたお題をタイピングすることになるが大惨事に。それどころか、吉澤のタイピングテクのほうが優れていることが分かり、本気で悔しがる姿を見せた。「タイピングが得意だなんて二度と言いません」(武藤)。

意外なタイピング技術を見せた吉澤のカミングアウトは「1年で食べるトマトの消費量がハンパないんです」。夕飯には必ずトマトが出てくるし、家族で外食して帰ってきてからもデザート感覚でトマトを食べると話し、トマト愛でメンバーを驚かせた。

(写真:武藤)
(写真:杢代)

トリは進行も務めていた長野が「靴が好きすぎるんです」と話し、14足もあるコレクションの中からお気に入りの靴ベスト3を発表。自身も靴好きだという杢代を始め、メンバーも身を乗り出して見入っていた。

そして、1時間のイベントの締めとなったのは「カミングアウトして生まれたばかりのげんじぶで」とライブでも人気の曲『In the nude』。キュートさが際立った『シュドゥブ』とは異なり、まばゆいシャンデリアと絨毯敷きの煌びやかな空間でスタイリッシュなダンスが映える。定点カメラを使ったパフォーマンスではソロダンスも交えて、それぞれが妖艶な表情を見せた。メンバー自身が考えた演出だということで、まさに彼らの「新しい一面」が見られたのではないだろうか。

最後に長野に感想を聞かれ、武藤は「みんなでハロウィンっぽいことをして過ごせて本当に楽しかった」と言いつつ「タイピングが得意なんて二度と言いません」と再度付け加え、メンバーを笑わせれば、「素敵な場所でやれたことにまずはすごく感謝ですし、今日は新たな自分たちを見せられてよかった」(小泉)、「今日は衣裳もハロウィンモードということでみなさんと素敵な場所で、ハロウィンという素敵な時を過ごせて本当に楽しかったです」(大倉)と感謝を述べた。

また、ファンには嬉しいサプライズが。ファーストアルバム『他世界解釈』を来年2021年1月13日にリリース、また10月24日より配信をスタートしている『幽かな夜の夢』のリリックビデオの公開を発表した。

「リリックビデオを観て気に入っていただいた方は、ぜひアルバムも聴いてみてください」(桜木)

今までのシングルに加えて豪華クリエイターを迎えてのアルバム『他世界解釈』。今回、新しい一面を見せてくれたげんじぶだが、ファーストアルバムでは更に異なる魅力を見せてくれるはずだ。

撮影/小坂茂雄、取材・文/ふくだりょうこ

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