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乃木坂46 秋元真夏、欅坂46 菅井友香、日向坂46 佐々木久美……3坂道各々が掲げる“キャプテン像”

リアルサウンド

19/12/22(日) 6:00

 乃木坂46、欅坂46、日向坂46が一挙出演する音楽バラエティープログラム『坂道テレビ~乃木と欅と日向~Vol.2』(NHK総合)が、12月30日に放送される。

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 今年3月に放送された『Vol.1』に続く、今回のプログラムの中には様々な世代による、グループの垣根を越えたクロストークが展開。番組内では、秋元真夏(乃木坂46)、菅井友香(欅坂46)、佐々木久美(日向坂46)による各グループのキャプテン像も語られることだろう。

 『Vol.1』は、欅坂46から長濱ねるが卒業を発表し、けやき坂46から日向坂46に改名、デビューを直前に控えたタイミング。乃木坂46の前キャプテンである桜井玲香が、まだ卒業発表する前のオンエアだった。

 自分が思い描く理想のキャプテン像について桜井は、グループのデビュー当時、AKB48初代総監督として現役だった高橋みなみを参考にしてた時期もあったが、「私が『ほわーん』としている方が乃木坂46はまとまった」と自分なりのキャプテン像を発見したと話している。その後、桜井は卒業。キャプテンを継いだ秋元は、「目には見えない乃木坂らしさは玲香が作ってくれた優しい空気感」と話していたが、そのムードを帯びたまま、乃木坂46は秋元を中心に新たな歩みを進めている。人望が厚く、気遣いができる秋元がこれから新しい乃木坂46を担っていく3期生、4期生にバトンを託し、苦楽をともにしてきた同志の1期生、2期生が秋元を後ろから支える、というのが今の乃木坂46の形だろう。

 欅坂46は、今年9月の東京ドーム公演成功の一方で、長濱の卒業やメンバーの欠席、初めての選抜制度の導入など、デビューから4年目にして、様々な壁にぶつかってきた2019年だった。菅井友香は、Vol.1で「後ろから支えられるように、優しく寄り添えるようになる」と自身のキャプテン像を語っている。およそ3年前、菅井が守屋茜とともに「キャプテン・副キャプテン就任式」で発表したのが「チームワーク抜群のグループ」「良い意味で変わらないグループ」「一人ひとりが輝けるグループ」という3つの誓い。変化し続ける欅坂46において、菅井は2期生を「心強い存在」として捉えている。いつだって欅坂46を作っていくことを大切にする姿勢は、彼女のキャプテン像における太い根幹の部分だ。

 ライブの楽しさを前面に押し出した“ハッピーオーラ”を武器に、メンバー一人ひとりががむしゃらに突き進んできた日向坂46。漫画『ONE PIECE』の主人公 モンキー・D・ルフィに憧れるという佐々木久美は、「ルフィって普段はみんなとふざけてるけど、1番強いし、締めるときは締める。普段からしっかりしてる必要ないんだなって、ルフィを見て思うようになりました」とVol.1で明かしている。

 2018年6月にグループのキャプテンに就任した佐々木は明るい性格で強い責任感の持ち主。「みんなが元気がない時は自分が先頭に立って、みんなの勢いがある時は後ろから支えられたらいい」と自身のキャプテンとしての哲学を語った『セルフ Documentary of 日向坂46』(TBSチャンネル1)。そこでは、けやき坂46として開催したZeppツアーやイベント出演時に、キャプテンとしてメンバーに檄を飛ばす姿が映し出されており、やがて佐々木は「任せられている」とキャプテンの役割を認識していったという。「キャプテンって期待されているのが分かった時に、私はこの役割を最後まで全うしようって思えるようになったから、嫌だとも思わない。このグループに貢献できるように。みんなが担っている役割の一つが、私のキャプテンという役割かなと思っている」と涙ながらに話している。

 3坂道のキャプテンに共通して見えてくるのは、自身もグループの一人として周りのメンバーの存在に支えられているということ。一人じゃない、というシンプルでいて、見失いがちな考え方は、今、3坂道が揃うことでより強化な絆に変化している。そんな視点が『坂道テレビ』では、見えてくるはずだ。(渡辺彰浩)

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