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いま、最高の一本に出会える

左から斎藤工、はしもとこうじ、永野。

あばれる君主演の短編5年ぶり上映、斎藤工「色褪せてない」

ナタリー

19/7/29(月) 14:45

昨日7月28日に山梨・本栖湖キャンプ場にて開催された「第5回 富士 湖畔の映画祭 2019」で、チーム万力による「MANRIKI」の特別短編やあばれる君が主演した短編映画「バランサー」が上演され、トークコーナーにチーム万力の永野、斎藤工、清水康彦、「バランサー」脚本のはしもとこうじが登壇した。

斎藤が齊藤工名義で監督を務めた「バランサー」は、あまりにも幸運続きな主人公が人生のバランスを司る“バランサー”から「このままでは幸せの反動で母親を亡くす」と警告され、これを阻止するためにあらゆる困難に自ら飛び込んでいく過酷な2日間を描いたもの。2014年に「したまちコメディ映画際in台東」で上映されたきりだったが、斎藤いわく「自分が監督した作品の中でもっとも反響が大きかった作品」で、「再上映してほしい」という声が多かったことから5年ぶりの上映を果たすことに。斎藤は「5年ぶりの上映だが色褪せてないと感じた。叶うのなら自分たちと文化の違う国で上映してどんな反応があるかチャレンジしたい」と意欲を見せた。

「第23回プチョン国際ファンタスティック映画祭」において「ヨーロッパ国際ファンタスティック映画祭連盟アジア賞」を獲得した「MANRIKI」については、永野が「韓国でのリアクションが最高でした。上映会場は美容整形が盛んなエリアだったので、もしかしてボコボコにされるかなと思っていたんですけれど、皆さん爆笑してくれて。後半とかゲラゲラ笑ってくれて最高の思い出です」と韓国での反響を振り返る。これにはしもとも「本当に面白くて、韓国でウケるというのがすごく理解できます」と納得の様子で、「日本のお客さんは『ここ笑っていいのかな』と思うかもしれないけれど、面白い場面がたくさんあるので大いに笑ってほしいです」と呼びかけた。

ティーチインでは、笑いの要素も多い「MANRIKI」に対して「斎藤さんは普段からネタを書かれたりするんですか?」との質問が。斎藤は「僕がというよりも本当に周囲に才能ある芸人さん、俳優さん、アーティストさんたちがいらっしゃるので、その方々の才能を多くの人に知らせたいという思いがあるんです」と話し、「例えば永野さんって日本国内では“ラッセンの人”というイメージがあるけれど、単独ライブなどを拝見すると、すごくネタがたくさんあって。スティーヴン・キングみたいに、世界に届けるべき才能だよなって思うんです」と説明する。

最後に斎藤が「僕は日本の芸人さんって本当にアーティストだと思う。その姿が『滑稽である』というところを観て感じてほしいです。生きていると僕自身も滑稽な時間を過ごしているなと思うときもありますが、僕が映像作品を観ていて自分とリンクするのってそういう『滑稽な人』を観たとき。そういう人を描きたいという思いが根底にあります」ともの作りに対する思いを告白すると、「まさに『MANRIKI』は滑稽な姿を観て笑い飛ばしていただきたい作品」とうなずく永野。「自分の人生でまったく他人とシェアしていなかった感情を出した作品ですので、ぜひ楽しんで観ていただきたい」と話してトークを締めくくった。

永野が企画、脚本を手がけた映画「MANRIKI」は11月29日(金)より東京・シネマート新宿ほか全国で順次上映される。

(c)2019 MANRIKI Film Partners

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