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井浦新、中川大志、染谷将太、貫地谷しほり、渡辺麻友、伊原六花……『なつぞら』追加出演者発表

リアルサウンド

19/3/1(金) 16:37

 4月1日から放送を開始するNHK連続テレビ小説100作目『なつぞら』の追加キャストが発表され、公式サイトがオープンした。

参考:広瀬すずのヒロインオーラが全開! 『なつぞら』十勝ロケで垣間見えた出演者たちの絆

 戦後、広大な北海道の大自然、そして日本アニメの草創期を舞台に、まっすぐに生きたヒロイン・なつの夢と冒険、愛と感動のドラマが紡がれる。

 ヒロイン・なつを広瀬すずが演じるほか、岡田将生、草刈正雄、松嶋菜々子、藤木直人、清原翔、小林隆、音尾琢真、安田顕、高畑淳子、山田裕貴、吉沢亮らがキャストに名を連ねる。『てるてる家族』に続き、朝ドラは2作目となる大森寿美男が脚本を手がけた。

 このたび発表されたキャストは【アニメーション編】に登場する10名。漫画映画に夢を抱いたヒロイン・なつは、日本初の長編アニメーションの制作に参加する。それは6万枚を超える動画を、数百人の規模で完成させる前例のない大プロジェクト。なつはアニメスタジオ「東洋動画」の個性あふれる仲間たちとともに、アニメーションという新たな大地を切り
開いていく。

 東洋動画アニメーターのリーダーで“漫画映画”に純真な思いを抱くなつを気に入り、アニメーションの世界に誘う・仲努を、井浦新。なつにとっては厳しい先輩であるスゴ腕アニメーター大沢麻子を、貫地谷しほり。絵は描けないが、企画力に優れ、思いもよらないストーリーを考えつく監督見習いの坂場一久を、中川大志。好きなことについて話すと止まらない性格で、坂場とはいつも息が合う、なつの後輩アニメーター神地航也を、染谷将太が演じる。

 なつと一緒に社内試験を受け、一足先に合格し正式にアニメーターとなる三村茜を渡辺麻友。高校卒業後、絵が好きという理由だけで、アニメーションのことは全く知らずに、東洋動画に入社し、なつの親友となる森田桃代を伊原六花。元警察官という異色の経歴を持つアニメーターで、後輩の面倒見が良く、なつの優しい先輩である下山克己を、麒麟の川島明。仲とともに作画監督として、アニメーターたちをけん引するツートップのひとり井戸原昇を小手伸也。東洋映画所属のベテラン映画監督、露木重彦を木下ほうか。東洋動画の親会社・東洋映画社長である大杉満を角野卓造が演じる。

 追加キャスト発表にともない、出演者と制作総括の磯智明氏より、下記のコメントが寄せられた。

■コメント一覧
●井浦新(仲努役)
物心ついた時から見ている連続テレビ小説に、100作目という節目で初めて参加することができ、うれしいと同時に背筋が伸びる思いです。仲は、なつの才能を見いだし、東京へ導く存在でもあるので、北海道から東京への物語の橋渡し役でもあると思います。なつのアニメーターとしての成長を、いつも温かく見守っているように演じていきたいです。なっちゃんが持ち前の開拓魂で、アニメーターの道のりに粘り強く挑戦していく姿と、それを見守る東洋動画の面々との関係性を楽しんでいただければうれしいです。

●貫地谷しほり(大沢麻子役)
いつかヒロインのお母さん役をやってみたいと思っていたのですが、そうなるともっともっと先の話。100作という節目の作品に呼ばれた事はとてもうれしかったです。私にとって朝ドラヒロインになる直前にとても素敵な人物を書いてくださった大森寿美男さんの脚本の中にまた飛び込むことができて幸せです。最初はヒロインのなつにきつく接する場面もありますが、だんだんと関係を築いていく流れを楽しみながら演じています。自分の人生を一生懸命生きている登場人物たちを是非応援してください。

●中川大志(坂場一久役)
朝ドラは『おひさま』以来、いつかまた立ちたいとずっと思っていた場所でした。その記念すべき100作目に出演が決まった時は本当にうれしく、身が引き締まる想いでした。僕が演じる坂場一久は、一見とっつきにくい変わり者に見えますが、まだ始まったばかりの日本の漫画映画の世界で新しいことにどんどん挑戦したいという野心にあふれた人物です。なつや坂場たち若いアニメーターが、衝突しながらもお互いの想いを理解し合って一つのチームになっていく様子は、演じていても面白いですし、青春だな!と感じます。日本のアニメーションの歴史も感じてもらえると思います。あこがれの世界に飛び込んだなつが、その中で何を感じ、どこへ向かっていくのか、楽しみにしていてください。

●染谷将太(神地航也役)
初めての朝ドラ出演が100作という節目の『なつぞら』。このうれしさをかみしめております。そしてこの作品の中で神地航也という素敵なキャラクターで生きられることに興奮しながら、日々撮影に挑んでおります。主人公なつの成長、日本が誇るアニメーション映画を確立させた人々の奮闘、あの時代にしかないきらびやかなエネルギーと活力。自分もオンエアを見るのが今から楽しみでしかたありません。

●渡辺麻友(三村茜役)
いつか「朝ドラ」に出演することを目標としていたので、お話しをいただいた時はとてもうれしかったです。自分なりに演じられるよう精一杯努めて参りたいと思います。主演の広瀬さん演じるなつと年の近い同僚という事で、なつに寄り添いながらも日本アニメーション草創期の中で活動した1人の女性として作品を盛り上げていきたいです。

●伊原六花(森田桃代役)
この度、連続テレビ小説の第100作目『なつぞら』に参加させていただけること、本当に幸せです。ぜいたくですてきな環境の中で沢山勉強して、精一杯頑張ります!私が演じる森田桃代ちゃんは、おしゃべり、うわさ話が大好きな女の子です。なっちゃんと出会って心動かされ、共に成長していきます。会えたらホッとして、心が軽くなるような親友、相談相手としても寄り添えたらなと思っています。視聴者の皆さんにも「モモッチ」と呼んでもらえるような、親しみあるモモッチを演じたいです。ぜひ楽しみにしていて下さい!

●川島明(下山克己役)
朝ドラのほうに一足早く「麒麟」がきてしまいました。演じさせていただく「下山さん」という方はいつも温厚で、何かトラブルがあってもあたたかく包み込もうとするお鍋でいうところの「おだし」のような存在です。自分自身もコンビ名のごとく草食系の人間であり、口げんかすらできず迷った時は「おもしろい」という方を選んできたので、等身大で演じさせていただいております。不安もあったのですが、すごい共演者の方に囲まれ、最高のスタッフさんに支えていただき、今では撮影が楽しみで仕方ありません。『なつぞら』の放送を首を長くして待っててください。

●小手伸也(井戸原昇役)
去年からさまざまな媒体で「今後の夢は?」という質問に対し、「ズバリ『朝ドラ』です!」と答えてはいたのですが、まさかこれほど早く実現するとは光栄の至りです!現場では『真田丸』でお世話になったスタッフさんも多く、初めての朝ドラの割にはずうずうしくも久々に訪れた親戚の家のようにリラックスさせて頂いてます(笑) 見た目も含めかなりインパクトのある役としてやらせて頂いています!どうぞお楽しみに!

●木下ほうか(露木重彦役)
これまで連続テレビ小説には、数回ゲストとして出演させて頂いたことはありましたが、今回のように準レギュラーとしての出演はとても光栄なことです。また、広瀬すずさんは好きな女優さんでしたから、共演できると知りうれしく思いました。ご期待ください!

●角野卓造(大杉満役)
初めて“朝ドラ”に出演したのは1984年。『心はいつもラムネ色』でエンタツ・アチャコのアチャコを演じ、その後の『はね駒』以来久しぶりのご縁が朝ドラ100作目。このすばらしい節目の作品に参加できることを大変うれしく光栄に思っております。今回の役どころは、現代日本が世界に誇れるカルチャー、日本アニメの仕掛人。主人公なつの人生にも大きく影響を与えます。どのような化学反応が起こるのか、今から楽しみでなりません。

●制作統括・磯 智明
今や世界に誇る日本アニメーション、その立ち上げ期には、若者たちの大いなる熱気がありました。海外のとは違う、日本独自のアニメーションを作ろうと意欲と才気にあふれた若きアニメーターたちが、動画用紙に向かっていました。その中に、ヒロイン・なつも身を投じていきます。この時代のアニメーションは、現在のデジタルとは違い、作画も彩色も全て手作業で、膨大な動画枚数が費やされています。制作風景を再現するのはとてもハードルが高く、作画机や用紙やセル、塗料など専門的な道具も必要でした。幸い当時を知る方々の多大なる御協力のおかげで、制作にこぎつけることができました。魅力的な俳優の方々にもお集まり頂きました。出演者、スタッフのほぼ全員が日本アニメの恩恵を受けて育った世代ですが、当時の熱気の一端でもお伝えできればと思い、頑張って参ります。まだ放送は先ですが、アニメーション編を是非、楽しみにお待ち下さい。

(リアルサウンド編集部)

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