松居大悟監督の映画『ワンダフルワールドエンド』が7月14日、7月15日、7月16日に「STAY HOME MINI-THEATER」でオンライン上映される。

2015年に公開された同作は、松居大悟監督が手掛けた大森靖子のPV“ミッドナイト清純異性交遊”“君と映画”を再編集し、追加撮影したエピソードを交えて2人の少女の物語を描いた作品で、橋本愛、蒼波純、稲葉友らが出演。『第65回ベルリン国際映画祭』に出品された。

今回は早送り、巻き戻しアーカイブ無しで全4回上映。興行収入から必要経費を差し引いた金額はミニシアターエイド基金に追加寄付される。各回には収録されたアフタートークを併映。7月14日22:00と7月16日19:00の回には稲葉友と松居大悟監督、7月15日22:00と7月17日19:00の回には橋本愛、大森靖子、蒼波純が出演する。

松居大悟監督のコメント

明日には、1秒後には、消えてしまうんじゃないかという輝きを持った人たちと映画を作って、5年経った今も全員が同じように表現の世界にいることは、とても価値のあることだと思います。だからこそ、今はもう一踏ん張りして、劇場にも生き残ってほしいと心から思います。そういう上映です。
この作品は、ツイキャスやスタンプなどを用いたSNS映画の走りのようなもので、今でこそそんな映像は増えましたが、走りだす瑞々しさも楽しんでもらえたらと思います。どうやって作ったのか思い出せませんが、きっと彼女たちに導かれたんだと思います。5年後も50年後もまた会えますように、どうぞ楽しんでください。