7月に東京・新国立劇場 小劇場で上演される「願いがかなうぐつぐつカクテル」の詳細が決定した。

「願いがかなうぐつぐつカクテル」は、「モモ」や「はてしない物語」などで知られる児童文学作家ミヒャエル・エンデが、自作の「魔法のカクテル」を戯曲化したもので、子供向けの作品としてドイツで上演が重ねられている。

日本初演となる今回は、新国立劇場初登場の小山ゆうなが演出を担当。出演者には、既報の通り北村有起哉、あめくみちこ、花王おさむが名を連ねるほか、松尾諭、森下能幸、林田航平が決定した。上演に向けて小山は「子供もめいっぱい楽しめる作品でありながら結末も残酷なまでにリアルという稀有な作品です。子供時代の観劇は人生の中で何回も思い出す宝物となるものだと思いますので、上質な深い作品をお届けできるよう最大限の工夫を重ねたいと思っております」と意気込みを語っている。

チケットは、5月31日に発売開始。なお4歳以上小学生まではA・B席のチケット代が各半額、中学生以上はジュニア割引として20％割引になる。

「願いがかなうぐつぐつカクテル」

2020年7月9日（木）～26日（日）
東京都 新国立劇場 小劇場

原作・上演台本：ミヒャエル・エンデ
翻訳：高橋文子
演出：小山ゆうな
出演：北村有起哉、松尾諭、森下能幸、林田航平、あめくみちこ、花王おさむ

※7月4・5日にプレビュー公演あり。