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GRAPEVINE、充実のセットリストで今年3度目のツアー幕引き

ナタリー

19/10/4(金) 19:05

GRAPEVINE「GRAPEVINE FALL TOUR」の様子。(Photo by TAKU FUJII / 写真は東京・中野サンプラザホール公演のもの)

GRAPEVINEが10月1日に東京・EX THEATER ROPPONGIで全国ツアー「GRAPEVINE FALL TOUR」の追加公演「GRAPEVINE FALL TOUR Extra Show」を開催した。

今年は対バンツアー「GRAPEVINE SOMETHING SPECIAL」、最新アルバム「ALL THE LIGHT」を携えた全国ツアー「GRAPEVINE tour2019」、東名阪ツアー「GRAPEVINE FALL TOUR」と、3回にわたってツアーを開催してきたGRAPEVINE。「GRAPEVINE FALL TOUR Extra Show」と題したこの日の公演は、東名阪ツアーの追加公演として行われたもので、2019年のバンドの活動を総括するような内容のライブが展開された。

定刻を迎え、5人が定位置に付くと高野勲(Key)が繰り出すサウンドをバックに、「Chain」でライブがスタート。1曲弾き終わると田中和将(Vo, G)はオーディエンスに向けて丁寧にお辞儀をし、「想うということ」の演奏へ。その後は「ランチェロ'58」「Glare」といった楽曲が続き、オールタイムな選曲で往年のファンもうならせていた。

演奏がひと段落すると田中は10月1日から消費税が10%になったことに触れ、「気持ちは演奏に込めて2%を還元する」と軽口を叩く。終始くだけだ様子のMCから一変し、「MAWATA」の演奏に入ると田中は真剣な表情になり、メンバーそれぞれの演奏が際立つの間奏部分では、5人が緻密なアンサンブルを奏でてフロアを揺らす。その後は「Scarlet A」「COME ON」といったミドルテンポのナンバーをじっくりと演奏し、オーディエンスを魅了した。

高野の軽快なピアノのメロディで始まる「真昼の子供たち」で勢いを付けた彼らは「BLUE BACK」「指先」といったエモーショナルな楽曲を続け、ライブをクライマックスに向けて盛り上げていく。最後は「God only knows」「Alright」「Era」と最新アルバムの収録曲を畳みかけ、ライブ本編の幕を閉じた。

アンコールではメジャーデビュー曲「覚醒」、代表曲として名高い「光について」、バンドの20周年のタイミングで発表された「Arma」と、ファン垂涎の楽曲が並べられた。ラストナンバーとして奏でられたのは「HOPE(軽め)」。思わぬレア曲の演奏にフロアからは驚きの声が上がる中、GRAPEVINEはしっかり最後まで盤石のバンドアンサンブルで楽曲を届け、「GRAPEVINE FALL TOUR」を締めくくった。

なおApple MusicおよびSpotifyでは、この日のセットリストで構成されたオフィシャルのプレイリストを公開中。

GRAPEVINE「GRAPEVINE FALL TOUR Extra Show」2019年10月1日 EX THEATER ROPPONGI セットリスト

01. Chain
02. 想うということ
03. ランチェロ'58
04. Glare
05. MAWATA
06. Shame
07. すべてのありふれた光
08. Scarlet A
09. COME ON
10. インダストリアル
11. Asteroids
12. 豚の皿
13. SEA
14. 楽園で遅い朝食
15. 真昼の子供たち
16. BLUE BACK
17. 指先
18. God only knows
19. Alright
20. Era
<アンコール>
21. 覚醒
22. 光について
23. Arma
24. HOPE(軽め)

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