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都響スペシャル

19/12/3(火)

アラン・(タケシ)・ギルバートは日系米国人。ニューヨーク・フィルの音楽監督を経て、現在はNDRエルプ・フィル(旧称北ドイツ放送響)の首席指揮者を務める。東京都響とすこぶる相性が良く、2011年に初客演し、見事な演奏を引き出して聴衆を沸かせ、ついに首席客演指揮者に迎えられるに至った。ふだんはどちらかといえば淡白な表現を採る人だが、都響相手となると俄然情感豊かで陰翳に富む指揮を聴かせるから不思議だ。   その彼が今回指揮するのは、マーラーの大曲「第6交響曲」。大編成の超ドラマティックな、長大な交響曲で、悲劇の打撃を象徴する巨大ハンマーまで登場する。ギルバートは以前のNYフィルとの演奏では、初期版に近い楽譜(ハンマーの打撃3回、第2楽章に緩徐楽章を置く)を使用していたはずだが、今回はどうか、それも注目されよう。

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