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松井周×柄本明「てにあまる」まもなく開幕、藤原竜也「皆で駆け抜けていきます」

ナタリー

20/12/18(金) 21:06

「てにあまる」舞台稽古より。(c)ホリプロ

「てにあまる」が明日12月19日に東京・東京芸術劇場 プレイハウスで開幕する。

脚本を松井周、演出を柄本明が手がける本作は、ある家族を描いたサスペンス。1人暮らしをしている老人(柄本)の家に、ある男(藤原竜也)がやって来た。ベンチャー企業を経営している彼は、老人を家に連れて帰り、部下(高杉真宙)には「家政夫だ」と説明して同居生活を始める。ある日、男の別居中の妻(佐久間由衣)が離婚の話し合いのために訪ねて来て……。

開幕に際し、柄本は「松井さんと色々な話をして、稽古場では出演者の皆さん、スタッフの皆さんと話し合いながら創ってまいりました」「ひとことで表現はできませんが、どのように感じて頂くのもお客様の自由です。劇場での観劇をどうぞ楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメント。藤原は「コロナ禍という大変な時ではありますが、なんとか初日を迎えられること、お客様に僕たちが創り上げた作品をお見せできること、いち演劇人として、喜びを感じています。大千穐楽を迎えられるよう感染予防対策をしっかりしながら、この4人とカンパニー皆で駆け抜けていきます」と意気込みを語った。

上演時間は休憩なしの約1時間40分。東京公演は1月9日まで行われ、5日19:00開演回はWOWOWライブで生中継される。なお本作は東京のほか、佐賀、大阪、愛知、静岡でも上演される予定だ。

柄本明コメント

松井さんと色々な話をして、稽古場では出演者の皆さん、

スタッフの皆さんと話し合いながら創ってまいりました。

藤原さん、高杉さん、佐久間さん、みな、本当に素晴らしい俳優です。

こういう物語です、そしてこういう時代です。

ひとことで表現はできませんが、どのように感じて頂くのもお客様の自由です。

劇場での観劇をどうぞ楽しんでいただけたら嬉しいです。

藤原竜也コメント

ここまで柄本さんと共に、

そして(高杉)真宙、(佐久間)由衣ちゃん、スタッフの皆さんと試行錯誤の日々でしたが、

ついに初日までたどり着きました。

コロナ禍という大変な時ではありますが、なんとか初日を迎えられること、お客様に僕たちが創り上げた作品をお見せできること、いち演劇人として、喜びを感じています。

大千穐楽を迎えられるよう感染予防対策をしっかりしながら、

この4人とカンパニー皆で駆け抜けていきます。

劇場で、お待ちしています。

高杉真宙コメント

劇場に入って、いよいよ本番が始まるんだなと身震いしています。

舞台上に立つ御三方が素敵で、自分がこの一員の中で演技をしていることを再確認しつつ更に頑張ろうと思えます。初日から千穐楽まで無事に走りきれるよう、丁寧に立ちたいと思います。

佐久間由衣コメント

稽古中、本当にいろんなことがありました。いろんな自分と出会いました。

幕が上がる今、いざ思い返してみると、いつも受け止めて下さった共演者と関係者の皆さんの姿を思い出します、舞台上でも変わらず、限りある時間を噛み締めたいと思います。

松井周コメント

劇場に入り、光や音が加わってから、俳優のエネルギーというものがどんどん増していくというのを目の当たりにしています。水を得た魚です。

なかなか人と直接向き合えない今だからこそ観ていただきたい作品になりました。よろしくお願いします。

Sky presents「てにあまる」

2020年12月19日(土)~2021年1月9日(土)
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス

2021年1月16日(土)・17日(日)
佐賀県 鳥栖市民文化会館 大ホール

2021年1月19日(火)~24日(日)
大阪府 新歌舞伎座

2021年1月26日(火)・27日(水)
愛知県 刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール

2021年1月30日(土)・31日(日)
静岡県 三島市民文化会館 大ホール

脚本:松井周
演出:柄本明
出演:藤原竜也、高杉真宙、佐久間由衣、柄本明

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