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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

左からティーラドン・スパパンピンヨー、森絵都、パークプム・ウォンプム、チャープラン・アーリークン。

原作者であることを忘れた?森絵都が「ホームステイ」の監督、キャストとトーク

19/10/4(金) 15:00

森絵都の小説「カラフル」をもとにしたタイ発ファンタジー「ホームステイ ボクと僕の100日間」が、明日10月5日より公開。このたびメガホンを取ったパークプム・ウォンプム、主演を務めたティーラドン・スパパンピンヨー、ヒロインを演じたチャープラン・アーリークンが来日し、森との座談会が行われた。

本作は死んだはずの“ボク”の魂が自殺した高校生ミンの肉体に乗り移り、生きる喜びに触れていくさまが描かれる青春ファンタジー。舞台をタイに移した本作について森は「文化的な違いはありますが、親子や男女の間にある愛情、葛藤といった人間の心の動きは万国共通だと感じました。自分が原作者であることを忘れて、映画にのめり込んでしまったほどです」と絶賛する。それを受けてパークプム・ウォンプムは「『森さんだったらどう思うだろうか?』ということを常に意識して進めてきました。森さんをがっかりさせたくなかったので、そのように言っていただいてすごくうれしいです」と喜びをにじませた。

サスペンスタッチで始まり、心理ドラマへ変わっていく本作。スパパンピンヨーの演技について森は「表情が非常に豊かに変化していて、胸に迫るリアルな演技をしてくださったと感じました」とたたえ、アーリークンについては「ちょっと大人びた優等生をチャーミングに演じてくださったと思いますし、感情を吐き出すシーンも素晴らしかったです」と賛辞を贈る。

「原作者の方から褒めていただけることは、何よりも最高の言葉です」と喜ぶスパパンピンヨーは「森さんの小説が大好きなので、このメッセージを観客に伝えたいと思いましたし、『カラフル』の一員になることが出来て光栄です」とコメント。アーリークンは「この作品で初めて演技に挑戦したこともあり、撮影中は人生でも大変な時期でしたが、今は報われた気持ちです。この作品で演じるチャンスをいただけて、幸せでした」としみじみ語る。

最後に森は「設定や背景は違っても、その奥にある普遍的なテーマにおいて、この映画は原作にとって二卵性の双子のような存在だと思っています。小説は立派に成人して一人歩きをしているので、原作との違いを楽しんでいただきたいです。ぜひ先入観を持たずにご覧ください」とアピールした。

「ホームステイ ボクと僕の100日間」は東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。

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