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『WAVES/ウェイブス』トレイ・エドワード・シュルツ監督デビュー作 『クリシャ』限定公開決定

リアルサウンド

20/3/19(木) 12:00

 最新監督作『WAVES/ウェイブス』が4月10日に公開されるトレイ・エドワード・シュルツ監督のデビュー作『クリシャ』が、4月17日よりアップリンク渋谷・吉祥寺・京都にて限定ロードショーされることが決定した。

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 本作は、カンヌ国際映画祭批評家週間オフィシャルセレクション選出、SXSW映画祭では審査員特別賞と観客賞をW受賞したほか、アメリカン・インディペンデント・フィルムでは作品賞や監督賞を含めて、5冠に輝くなど、数々のインディペンデント映画祭を席巻し、ジョン・ウォーターズ監督の2016年のベスト映画にも1位に選ばれたシュルツ監督のデビュー作。

 親族から疎まれているクリシャが感謝祭に参加するべく、かつて捨てた家族の元へ戻ってくる。そこには妹夫婦や姉夫婦とその子供たちが勢ぞろいしていた。クリシャは過去の出来事を後悔し、息子トレイに自分が変わったことを証明しようとする。そんなクリシャを受け入れようとした家族たちだが、トレイはクリシャの帰還を快く思っていなかった。精神的に不安定のクリシャは、やめていたはずのアルコールに手を出してしまい、感謝祭は醜悪なものへと変わっていく。

 主人公のクリシャをはじめ、シュルツ監督の親族が多く出演し、シュルツ監督自らもクリシャの息子トレイ役を演じている。また、本作で展開される家族ドラマはシュルツ監督の実の叔母と親族との軋轢、そして薬物・アルコール中毒者でもあった父親との実体験が元となっている。

 シュルツ監督は本作をきっかけにA24にその才能を買われ、『イット・カムズ・アット・ナイト』『WAVES/ウェイブス』を監督することにもなった。京都みなみ会館でのイベント上映をはじめ、限られた一部の劇場と期間限定の配信でしか観られる機会のなかったシュルツ監督のデビュー作が、ついに公開となる。(リアルサウンド編集部)

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