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チームしゃちほこ、5人で過ごす最後の夏を灼熱ライブで締めくくり

ナタリー

18/9/16(日) 0:57

チームしゃちほこ「SYACHI SUMMER 2018 -crazZY!×SWEAT」の様子。(撮影:川嶋謙吾、渡邊玲奈[田中聖太郎写真事務所])

チームしゃちほこが昨日9月15日に東京・チームスマイル・豊洲PITにて、ワンマンライブ「SYACHI SUMMER 2018 -crazZY!×SWEAT」を開催した。

「SYACHI SUMMER」は「しゃちサマ」として2013年にスタートしたチームしゃちほこ恒例の夏のライブ。6回目となる今回は「crazZY!×SWEAT」と銘打たれ、汗だく必至の内容になることが予告されていた。

チームしゃちほこメンバーがストレッチ、筋トレ、給水方法、ボイストレーニング、深呼吸をレクチャーする映像が上映され、観客はそれにならう形で士気を高める。そしてSE「ういろう・ザ・チャンピオン」が流れ紗幕が振り落とされると、ステージ中央にチームしゃちほこが登場。5人はキラーチューン「抱きしめてアンセム」で勢いよくライブをスタートさせ、坂本遥奈は「SYACHI SUMMER crazZY!×SWEAT! 踊り狂えー!」と叫ぶ。さらに「そこそこプレミアム」「恋人はスナイパー」とアッパーチューンを連投し、さっそく会場を熱狂の渦へと巻き込んだ。

恒例のコール&レスポンス「こんにちゆー!」を伊藤千由李が行ったあと、秋本帆華は「最初からこんなに飛ばしていいのかってくらいクレイジーだったね!」とニッコリ。咲良菜緒が「みんな今日はナイスクレイジーで楽しんでいこう!」と観客に呼びかけ、5人は「We are...」を力強く歌い、続く「シャンプーハット」では切ない歌声を届けた。

アシッドハウスナンバー「いいくらし」をショートバージョンで披露したあと、「いいくらし」のサンプリングサウンドからチームしゃちほこが「Twilight」へとつなぐと、観客から歓声が上がる。「パレードは夜空を翔ける」では男女のダンサーがパフォーマンスに参加し、楽曲の世界観をドラマチックに演出。ハッピーなムード全開の「JUMP MAN」ではサインボールを客席に投げ入れた。「JOINT」では大黒柚姫と咲良が会場後方の“SWEATステージ”に移動。坂本が「STOP!」と言い、あたりを見回すとステージには彼女以外の姿が見えない。「え、1人なんだけど……ライブ中にステージ上1人なんてことある? みんな出てきてよー!」と坂本が嘆くと、会場にはほかの4人から観客への「思ったより盛り上がらなかった」「ハートを作られなかった」というクレームが響く。それを否定するようにフロアから歓声が上がると秋本は「じゃあさ、次に出ていったらみんな盛り上がってくれんの?」と発破をかけ、伊藤と共に“SWEATステージ”に登場。オーディエンスはタオルを振り回しながら、これまで以上に盛り上がり、会場には一体感が生まれた。

チームしゃちほこは「雨天決行」や「START」などとアッパーチューンを次々披露。「乙女受験戦争」では伊藤がダンサーと共に“SWEATステージ”に現れ、巧みな歌声で観客を大いに魅了してみせる。最後に敬礼のポーズを決め、5人は退場。すると、ステージにはシングル「BURNING FESTIVAL」でコラボレーションしたRADIO FISHが登場し、SHINGOが「どうも皆さん! RADIO FISHです! まだまだ盛り上がっていくぞ! 暴れちゃってね! よろしくー!」と挨拶した。RADIO FISHは「BURNING FESTIVAL」のリリースイベントでこのライブに出演することを約束しており、それを果たす形でこのライブに参戦。彼らとチームしゃちほこは「PERFECT HUMAN」と「BURNING FESTIVAL」で熱演を繰り広げた。

NAKATAは「コラボしたいなと思った理由がしゃちほこさんとしゃちほこさんのファンの方々と盛り上がれる曲が作りたかったからだからね。やっぱりこのしゃちほこさんのファンの熱い応援の中でやることで『BURNING FESTIVAL』が初めて完成する。すごく楽しかった!」と感激した様子。しかし秋本から「100点でした?」と聞かれると「ここで満足するにはまだ早いんじゃないのか! 本当にクレイジーになってんのか? まだ受け答えができているってことはクレイジーじゃないだろ! しゃらくせー! クレイジーになりきれてないライブなんつーのは始めからやり直し!」と声を上げる。するとチームしゃちほことRADIO FISHは「わー! やり直し!」と言いながら退場し、場内に再びオープニングSEの「ういろう・ザ・チャンピオン」が流れ出した。

スポーティな衣装に着替えたチームしゃちほこはライブの1曲目に披露した「抱きしめてアンセム」でパフォーマンスを再開。咲良は「お前らさ、今日何しにきたの? クレイジーしにきたんでしょ? 全然足りないんだよね。明日は日曜日なわけじゃん。頭のネジをここに置いていこうよ! ここからぶち上げていくよ!」と声を荒げ、観客はそれに応えるように声援を送りながら踊り狂った。続く「トリプルセブン」が終わると、咲良は「あのさあ、全然足りてないよ! やり直し!」と言い、この日3回目の「抱きしめてアンセム」を熱演。人気曲「ザ・スターダストボウリング」でヒートアップした観客に咲良は「いやいやまだ行けるっしょ。最後に“エクササイズアンセム”をご用意しました。みんなにボロボロになっていただきます! 限界突破しようぜ!」と容赦なく言い放ち、5人はスペシャルバージョンの振り付けの「抱きしめてアンセム」を投下する。体を捻ったり、腕を上げ下げしたりと、脂肪燃焼に効果がありそうな振り付けを取り入れた「抱きしめてアンセム」をパフォーマンスし終えると、秋本がステージ中央でダウン。ほかの4人が「ほーちゃん!」と心配して駆け寄り小芝居を打つと秋本は「えっへっへ! 騙されたな! これがラストだ! 行くぞ!」と立ち上がる。そして5人は最後に「ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL」をパフォーマンス。「ナイスクレイジー!」と観客にエールを送り、「皆さん今日はありがとうございました。お疲れさまでした」と息を切らしながらステージを去った。

アンコールならぬ“しゃちほコール”を受けてチームしゃちほこは再びステージへ。彼女たちはこの日の公演の感想をそれぞれ述べていく。坂本は「みんなで限界突破できたなって感じがすごいあります。みんなで一緒に歌って踊って狂えるクレイジーな仲間たちだと思うので、これからも一緒にクレイジーしていきましょう」と話し、咲良は「この夏の集大成が『SYACHI SUMMER』。この夏はライブばっかりやってたんですが、これからもたくさんライブがあるのでぜひ。どんどんこのライブを超えていきたいと思ってるから、これからも進化してみんなをぶっ潰していきたいと思います」と意気込む。10月22日に愛知・Zepp Nagoyaで行われるライブ「"TEAM SYACHIHOKO" THE LIVE ~FINAL~」をもってグループを卒業する伊藤にとって、これが最後の「SYACHI SUMMER」。彼女は「キツかったけど楽しいライブでした。みんな優しくて、一体感のあるこの空気はしゃちほこが始まったときから変わらない。これからもこの雰囲気をずっとずっと保って……ちゆがライブに遊びに来たときも同じ雰囲気でいてほしい。私にとっては最後のしゃちほこの夏なんですけど、これからもちゆの大好きな笑顔でいっぱいにして、しゃちほこと夢を見ていってほしいなと思います」としみじみ語った。

伊藤が卒業のことを切り出したことをきっかけに残りのメンバーは伊藤の卒業に触れながら感想を述べる。大黒は「平成最後の夏ってこともあるし、5人で最後の『SYACHI SUMMER』。4人と伊藤千由李になったとしても忘れられない1日になったなと思いました。予定調和じゃなくて、最後にどうなるかわからないライブが大好きで、そんなライブをするしゃちほこが大好き。どんどん老いていくし、きっと代謝も悪くなっていくけど、これからも狂ったように踊り続けていきたい」とコメント。秋本は「こんなに熱くて楽しくてクレイジーに特化したライブはやったことがなくて、どうなるのかなと思っていたけど、みんなが笑顔で踊ってくれたからキツいレッスンをしてきてよかったなと思いました。今年は激動の1年で、ちゆの卒業が発表された中で恒例の『SYACHI SUMMER』があって。普通なことができるのは幸せなことだと思いました」と語る。そして「乙女受験戦争」の大サビを伊藤が“SWEATステージ”に移動して歌っていたことについて「『乙女は夢に向かってただひたすらに走っていく』っていう歌詞がめちゃくちゃ染みた。何年もこの歌詞をちゆは歌ってきたけど、卒業してもその歌詞通りに夢に向かってうしろを振り向かないで走っていってほしいなと思った」「しゃちのライブに遊びに来るのはいいけど、振り返らないでね。ちゆはちゆの夢に向かってがんばってね」と伊藤にエールを送った。咲良はその後の歌詞について「『いつだって応援しているよ キミならゼッタイにできるはずさ!』はちゆに向かってだと思った」とコメント。秋本が「今日のことは忘れないでほしいなと思います。チームしゃちほこの形は変わっちゃうんですけど、これからも前に進んでいきますのでこれからも応援よろしくお願いします」と頭を下げると、客席から大きな拍手が送られた。

その後、チームしゃちほこは12月18日に東京・Zepp Tokyoにてクリスマスライブを行うこと、12月24日に愛知・ホテルナゴヤキャッスルにてクリスマスパーティを開催することを発表。また新体制でレコーディングした新曲「DREAMER」がメ~テレで10月15日(月)深夜0:25にスタートする早見あかり主演ドラマ「イジューは岐阜と」の主題歌に決定したことをアナウンスした。5人は最後に「エンジョイ人生」を披露して、「SYACHI SUMMER 2018 -crazZY!×SWEAT」の幕を下ろした。

チームしゃちほこ「SYACHI SUMMER 2018 -crazZY!×SWEAT」2018年9月15日 セットリスト

01. 抱きしめてアンセム
02. そこそこプレミアム
03. 恋人はスナイパー
04. We are...
05. シャンプーハット
06. いいくらし
07. Twilight
08. パレードは夜空を翔ける
09. JUMP MAN
10. JOINT
11. 雨天決行
12. アイドンケア
13. START
14. 乙女受験戦争
15. PERFECT HUMAN
16. BURNING FESTIVAL
17. 抱きしめてアンセム
18. トリプルセブン
19. 抱きしめてアンセム
20. ザ・スターダストボウリング
21. 抱きしめてアンセム
22. ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL
<アンコール>
23. エンジョイ人生

しゃちクリ2018(仮)

2018年12月18日(火)東京都 Zepp Tokyo

冬のホテルナゴヤキャッスル クリスマスパーティー!

2018年12月24日(月・振休)愛知県 ホテルナゴヤキャッスル

メ~テレ「イジューは岐阜と」

2018年10月15日(月)24:25~24:55
※以降毎週月曜24:25~24:55に放送。全10話。

チームしゃちほこ コメント

「イジューは岐阜と」のテーマが、新たな土地に移住をして新たなことにチャレンジする! ということで、今回の主題歌「DREAMER」もそんなテーマにぴったりのノリノリな楽曲になっています! そして、今回の楽曲は、チームしゃちほこが4名体制で初めてチャレンジする楽曲という意味でもドラマのテーマにぴったり! 皆さん、主題歌「DREAMER」と一緒に「イジューは岐阜と」をお楽しみに!

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