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安藤サクラ・古川雄大、Eテレ「おはなしのくにスペシャル」で“幸せ”問うおはなし

ナタリー

20/12/18(金) 14:05

NHK Eテレ「賢者のおくりもの」より。(写真提供:NHK)

NHK Eテレ「おはなしのくにスペシャル 幸せとは?」が12月23日19:25から放送される。

「おはなしのくに」は俳優が一人芝居で世界の名作を語る番組。今回は、放送開始から30周年を迎えることを記念して、「幸せとはなにか?」を問うおはなしが2本放送される。1つは安藤サクラが語り手を務めるオー・ヘンリー作の「賢者のおくりもの」。貧しいながらもクリスマスに、相手を思いやるプレゼントを贈り合う夫婦の物語だ。もう1つは古川雄大が語り手を担うオスカー・ワイルド作の「幸福の王子」で、こちらは銅像になって初めて町の人々の様子を知った王子と1匹のツバメの交流が描かれる。

安藤は「“お話を伝える”というより、『この物語の世界を届けたい』と思って演じました。無限に広がる想像力のなか、子供たち皆それぞれに色々な感じ方で楽しんでもらえたらいいなと思っています」と収録を振り返り、古川は「『おはなしのくに』では、物語に登場する全ての役を一人で演じます。『ツバメ』と『王子』は表情で違いを出せますが、声だけで演じ分ける『天の声』や『通りすがりの男』は、オーバーに読んだり、声のトーンを意識しました」と演技についてコメントした。2人の演技にも注目しよう。

なお、番組では幸せにまつわる“本当にあったおはなし”のミニドキュメントが紹介される。本番組は放送後、NHKプラスとNHK for Schoolで動画配信を予定。

安藤サクラ コメント

憧れのEテレ、さらに、昔から楽しく拝見している「おはなしのくに」に出演させていただだけることをとてもうれしく思い、わくわくしました。子供の頃、私自身、どんなことに夢中になりながらお話を楽しんでいたか、昔の五感の記憶をたどり、それらを大切にしました。“お話を伝える”というより、「この物語の世界を届けたい」と思って演じました。無限に広がる想像力のなか、子供たち皆それぞれに色々な感じ方で楽しんでもらえたらいいなと思っています。

古川雄大 コメント

「幸福の王子」は、小さい頃に慣れ親しんだ絵本の中でも心に残っている作品なので、演じさせていただくことにとてもご縁を感じます。僕自身、若い頃は自分の幸せばかりを考えていましたが、物語から受け取った「与える幸せ」を、年齢を重ねたことで理解できるようになったと思います。物よりも、時間や思い出にお金をかけるようになってきて、幸せの価値観が変わってきました。「おはなしのくに」では、物語に登場する全ての役を一人で演じます。「ツバメ」と「王子」は表情で違いを出せますが、声だけで演じ分ける「天の声」や「通りすがりの男」は、オーバーに読んだり、声のトーンを意識しました。また、多くのお子さまが見られると思うので、童話を伝承する気持ちで丁寧に演じています。衣装さんや照明さんなど、こだわりを持った頼もしいチームに助けていただきながら作った作品をぜひ見ていただきたいです。

NHK Eテレ「おはなしのくにスペシャル 幸せとは?」

2020年12月23日(水)19:25~19:55

「賢者のおくりもの」

作:オー・ヘンリー
語り手:安藤サクラ

「幸福の王子」

作:オスカー・ワイルド
語り手:古川雄大

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