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味付けは醤油ベース「騙し絵の牙」を池田エライザ、斎藤工、塚本晋也が語る

ナタリー

「騙し絵の牙」新場面写真

大泉洋主演作「騙し絵の牙」のキャストである池田エライザ、斎藤工、塚本晋也のコメントが到着した。

塩田武士が大泉を主人公に当て書きした同名小説を、吉田大八が映画化した本作。出版不況と権力争いに揺れる出版社・薫風社の雑誌トリニティの編集長・速水が、生き残りを懸けた大逆転を試みる姿が描かれる。

闇を持つ人気ファッションモデル・城島咲役の池田は「すごく紳士的でスマート」と吉田の印象を明かし、「演出される時は、すごく少年的な感覚を持っていて、お芝居の時に流れている空気感とか細かいところまで気付いてくださって、野性的だなと思いました」と撮影時を懐かしむ。

そして外資ファンド代表の郡司一を演じた斎藤は「日本映画の強さが集合していると思いました。言葉です。日本語という言葉で展開していくものの緻密さみたいなもの。日本語で構成された秀逸な一枚の騙し絵というか。味付けがソースでもケチャップでもなく、醤油ベースであるという(笑)。今の時代だからこそ、より意味を持っていると思います」と本作の魅力を説明。“優しき本屋の主”であり松岡茉優扮する高野恵の父・高野民生役の塚本は「本に頬ずりするほどの“本フェチ”といってもいいくらいの本好きなものですから、紙の質感がある本が、段々売れ行きが悪くなって、ネットの世界にどんどん移行していく、本が置き去りになっていくことに、心配とか、不安とか、懸念みたいなものがあったので、そのことを一本のドラマの中で解決していくような映画に思えました」と語った。

「騙し絵の牙」は3月26日より全国ロードショー。

※塚本晋也の塚は旧字体が正式表記

(c)2021「騙し絵の牙」製作委員会

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