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幕末以降の近代史を“学び”を切り口に読み解く『学びの歴史像―わたりあう近代―』開催

ぴあ

八重山風俗図より≪亜鈴体操≫明治23年(1890)頃 沖縄県立博物館・美術館蔵

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人々は何をどのように学んできたのか? 19世紀後半以降、日本列島に近代国民国家が成立していく様相を、“学び”の視点から紐解く展覧会『学びの歴史像―わたりあう近代―』が、10月12日(火)より千葉・国立歴史民俗博物館にて開催される。

同展では、幕末から明治という怒涛の流れの中にあった「学び」の姿を、対外関係史、文化史、経済史、医療・衛生史、アイヌ史など、さまざまな切り口から読み解いていく。アイヌ民族の歴史や言葉、首里や八重山の近代関係資料など、全国各地の資料を一堂に公開するほか《ブラントン日本図》や《元ト昌平阪聖堂ニ於テ博覧会図》など初公開の資料も含め、歴博の豊富な館蔵資料も紹介。さらに私たちにはなじみのない、唱歌教科書初代の「君が代」のメロディなどを紹介する“聴く展示”もある。

伝統と近代、欧米とアジア、中央と周縁、強者と弱者など、教育や学知を通じて「国民」が生み出されていく過程を多面的に明らかにしながら、近代における“学び”の意義を考える。

≪ブラントン日本図≫明治9年(1876) 国立歴史民俗博物館蔵
≪開成所物産学入学姓名記≫文久2年(1862) 国立歴史民俗博物館蔵
≪大日本内国勧業博覧会之図≫明治10年(1877) 国立歴史民俗博物館蔵
≪疱瘡神の化身≫明治8年(1875) 国立歴史民俗博物館蔵

【開催概要】
企画展示『学びの歴史像―わたりあう近代―』
会期:2021年10月12日(火)~12月12日(日)
会場:国立歴史民俗博物館 企画展示室A・B(https://www.rekihaku.ac.jp/)
時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日:月曜日(休日にあたる場合は開館し、翌日休館)
料金:一般1,000円、大学生500円
※会期中展示替えあり
※半券の提示で当日に限りくらしの植物苑に入場可
※開館日・開館時間を変更する場合があり
※土日祝、12月7日(火)~12月12日(日)はオンラインによる事前予約制

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