Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

ぴあ

いま、最高の一本に出会える

MACOが語る、全曲新曲アルバムで表現した“新たな自分”「恋愛観も良い意味で大人になった」

リアルサウンド

18/12/3(月) 12:00

 MACOが、アルバム『交換日記』を12月5日に発売する。全曲新曲で構成された今回のアルバムでは、カウントダウン形式で収録曲の先行配信を行っており、11月30日「LUV U MORE feat. SALU」、12月1日「交換日記」、12月2日「君以外もう知らなくていい」、12月3日「YU-RA YU-RA」、12月4日「マイサンタクロース ~あなたと過ごすクリスマスイブ~」の5曲を発売前に聞くことができる。

 楽曲を公開する新たな試みや、これまでのイメージから一変したナチュラルなイメージのビジュアルが示すように、サウンド・歌詞ともに“新たなMACO”を感じ取れる作品に仕上がっている本作。同郷のSALUを招いた「LUV U MORE feat. SALU」はじめ、収録曲の制作についてMACOに聞いた。(編集部)

自分を解放してあげる気持ちで作った

ーー今回の『交換日記』はビジュアルも含め、これまでのアルバムから全体的にガラッと変わった印象があります。

MACO:全体的に「家にいる自分」っぽくしたくて。クールと表現されることもあるんですけど、基本的にはナチュラルな雰囲気を意識しました。アイラインをがっちり引かなかったり、部屋の中っぽいシチュエーションで撮影したり。デザイナーさんが「ナチュラルなMACOちゃんを今回は見せていこう」と提案してくれたんです。新しいものに挑戦するのって、やっぱり怖いじゃないですか。でも、色んなところをみなさんに委ねて作ることができた作品だと思います。

ーー曲に関してはHIPHOPやシンセポップ、2Stepだったり、色んなジャンルをさらにセンス良く選び取れるようになったのかなと。

MACO:そうですね。Matt(Matt Cab)やMATZたちとは、『22』『23』のころ積極的にスタジオに入ってセッションして曲作りをしてたんです。だから今回は原点回帰して、そこにSUNNY BOYくんやUTAくんも参加してもらって、自分を解放してあげる気持ちで作ったんですよ。

ーー僕も聴いていて『22』『23』のころを思い出しました。洋楽ポップスに近いサウンド感に日本語の歌と歌詞が綺麗に乗っているというか。曲も先ほど話していただいたようにナチュラルでラフな感じになっているのはその試みがあったからなんですね。

MACO:そうなんです。メジャーデビューからこれまではガッチリ作ってきたし、それも悪くはないんですけど、私の中から出てくるメロディを作曲に繋げたくて、セッションから生まれるラフさとか、作家さんがくれるイメージを受けて、描く歌詞の幅も広がりました。

ーー歌詞もかなりラフになってますね。今までならもっとカッチリした言葉遣いにしていたところを、あえて口語調のまま残していたり。内容もこれまでは解像度が高い印象でしたけど、あえて抽象的な表現を多く使ってるのかなと。

MACO:これまでの歌詞ってほぼ実体験だったんですけど、今回は作家さんからもらったインスピレーションを大事にして物語を書いていった感覚です。いつも「この歌詞は全部MACOちゃんの実体験なの?」って聞かれるんですけど、今回に限ってはちょっと違うんですよ。

ーーいわゆる職業作家的な作り方をしてみたんですね。

MACO:そう。自分で物語を作ったり、漫画の世界に自分がいるような感じで描いてみたり。

ーーだからなのか、歌詞と音の関係性がすごく良くなったと思います。自作曲が多いからかもしれませんが、きっちりした言葉で歌うよりも、音とのフィーリングを重視した歌詞なのかなと。

MACO:「YU-RA YU-RA」も「バレバレ」もそうですよね。言葉のチョイスも、楽曲のイメージから湧き出てきたものをそのまま歌詞にしたのは、大きな挑戦だったかもしれません。でも、みんなが不思議がらずに受け入れてくれたので、自分の中から最初に出たものが一番良いものなのかもと信じて作ることができました。

ーーMACOさんの今までの楽曲って、スコンと抜けてくる強さやキャッチーさがあるんですけど、今回は英詞始まりのサビや、力の抜けた感じだったり、ストリーミングや他のアーティストと続けて聴いていても自然に入ってくるようなキャッチーさがあるんですよね。

MACO:今回、聴き疲れちゃう曲はあんまり作りたくないなって思ってて。一曲聴いただけでお腹いっぱいにならずに、何回も聴きたくなるような曲を作ったつもりですし、曲の長さはかなり意識しました。だから「YU-RA YU-RA」も「LUV U MORE feat. SALU」も結構あっさり終わっちゃうんですよ(笑)。

ーーここまで作品をトータルで考えて、新しいことに挑戦するのは初めてじゃないですか?

MACO:そうなんです。今まではそこまで考えるところに行き着いてなかったんですけど、ストリーミングで音楽を聴くことも含めて、色々時代が変わっていく中で、今までの自分らしさも残しつつ、ちょっとだけその時代に乗れたらな、と思って。

ーーなるほど。洋楽ポップスと並べて聴きたくなるポイントとして、リズムがものすごく立ってることも印象的で。そのぶん歌のノリも強調されていますし。

MACO:歌詞もポジティブなものが多いし、リズムもノリやすい曲ばかりで、歌う時は楽しめました。私、レコーディングに関しても緊張しいなので、いつもいない人がいるとうまくいかなかったりして(笑)。でも、いつものメンバーで楽しくリラックスして作れたから、その楽しさも歌に乗っているのかもしれません。

ーーアルバム自体も全部新曲で、カウントダウンで配信リリースをしていくそうですね。

MACO:今までライブでも歌ってこなかった新曲たちだからサプライズ感もあるし、5曲連続でリリースすることで、ワクワクも感じてもらえたら嬉しいです。1曲目にSALUくんとの曲を出して、みんなをビックリさせたかったのもあります(笑)。

ーー『君の腕の中は世界一あたたかい場所』や『#今日が地獄になるかは君次第だけど救ってくれるのも君だから』を手がけているふせでぃさんによるイラストも、可愛いですね。

MACO:ずっとインスタを通じてファンだったんです。『交換日記』ってタイトルを決めた時に、彼女のことが浮かんだんです。基本ふせでぃさんの絵って部屋の中でのイラストが多くて、好きな人とくっついて寝てたかと思えば、切ないポエムが添えられていたり。私も家にいることが多いし、今回のジャケットは部屋の中なので、このタイミングでお願いしました。イラストはブックレットの中にも入っていて、自分のイラストが上がってきた時はすごく感動しました。ジャケット撮影にも来ていただいて、うちのドワフちゃん(MACOが飼っているうさぎ)も描いてもらったり。

ーーちなみにふせでぃさんの描くイラストや文章のどんな部分に共感したんでしょう?

MACO:ふせでぃさんが描く男性って、みんなが好きそうな男の子像なんですよね。恋愛をもっと世の中の女の子に楽しんでほしいという思いは同じで、すごく話も合ったんです。

様々なミュージシャンとのチャレンジ

ーー基本的に「家の中でのこと」を書いていることも含めて、お互い誰かに伝えたいけど伝えられない、内気な部分があるのかもしれないですね。ここからは各楽曲についても聞かせてください。アルバムの出だしを飾るのは、おなじみ“ぐっさん”ことTakashi Yamaguchiさんの「初恋はいつも君と」。いつものフォーク~カントリーっぽいアプローチではなく、甘いけど甘すぎない、シンセポップに近い曲で驚きました。

MACO:まさに、ぐっさんから「甘すぎないのが今回欲しい」という話があったんです。「MACOの可愛いところは充分見たから、もう一回『We Are Never Ever Getting Back Together』の時みたいなクールさが欲しい」って。「クールな部分に見え隠れするMACOの魅力を、自分の楽曲で歌ってほしい」って言われて、歌い方に関してもかなりディレクションしてもらいました。

ーーサビの部分の言葉の詰まり方も、これまでとは違うアプローチでいいですね。

MACO:不思議なんですけど、ぐっさんの曲って考えなくても歌詞がめちゃくちゃ湧き出てくるんですよ。自分が描きたかったシチュエーションにぴったりハマってくるというか。だから、肩に力を入れすぎず、ちょっと大人になった自分の恋愛観も入れられたんだと思います。

ーーこの曲と次の「交換日記」に関しては、アルバム全体を象徴してる曲なのかもしれないですね。曲の大人っぽさも、〈こないだ〉や〈なんか〉という言葉を使えるラフさも。

MACO:そうなんですよ。この曲は結構後半に仕上がったんですけど、スタッフさん含め満場一致で「絶対1曲目だね」となって、ぐっさんがニヤニヤしてました(笑)。今まで「マフラー」(『FIRST KISS』収録)が一番好きだったらしいんですけど、それと並ぶくらい「これだ!」と思えた曲みたいで。

ーー個人的にも、彼が作った曲のなかでは一番好きです。シンセのアプローチも洋楽のシンセポップっぽいし、ビートは硬いけどメロは甘いというバランス感も絶妙で。

MACO:そして言ってることはすごくユルくて(笑)。

ーーそして次の「交換日記」は、「love letter」以来のスウィングポップス。MACOさんのライブでベースを担当している須藤優さんが作った楽曲ですね。

MACO – 交換日記 (lyric video)

MACO:すってぃー(須藤)、こんな曲作るんだってびっくりしました。「love letter」っぽさはありますよね。ちょっと大人になった「love letter」が「交換日記」なんだと思います。「love letter」は一方的に〈臆病なラブレター〉を書いてましたけど、今は伝え合う“交換日記”になって、二人のステージが成長したことも描けたかなと。この曲の歌詞って、自分がずっと温め続けてきたものなんですよ。でも、すってぃーの作ってくれたデモを聴いた瞬間に「あの歌詞だ!」と思って。

ーーMACOさんはこれまで、近いシチュエーションの曲も多くリリースしてきました。「日記」や「手紙」、先ほど挙げた「love letter」もそうですよね。だからこそ、前から歌ってきたことと通じるテーマでもあるのかなと。

MACO:自分でもそれはすごく思いました。「手紙」もそうですけど、「交換日記」をやる子なんて最近はあまりいないじゃないですか。でも、アプリの上ではそれに近い親密なやり取りは続いていて。そういう気の知れた仲間や本当に心を許せる好きな人とのやり取りを「交換日記」という4文字でみんなに分かってほしくて。

ーーその2曲で勢いをつけたかと思いきや、「LUV U MORE feat. SALU」では一気に変化して。

MACO – LUV U MORE feat.SALU (lyric video)

MACO:SUNNY BOYくんはSALUくんのアルバムで知ったんです。SALUくんとのコラボも3年越しでようやく叶って。函館にいるときに彼がデビューしたんですけど、北海道出身なのを知らなくて。それを知ったあとにイベントで一緒になって「いつか曲やりたいです!」って言ったら「ああ、やりたいね」と返してくれて。そこからなかなかお互いのスケジュールも合わなかったんですけど、彼が最近リリースした「My Love」を聴いて、曲と歌詞に圧倒されたのと、SALUくんがリキッドルームでやったワンマンを仕事先から中継で見ていて。「Dear My Friend」で号泣しながら歌ってるのをみて、これは現場に行かなきゃ!という衝動にかられて「今から行くわ」ってマネージャーに言って、会場に駆けつけたんです。そしたら終演後にSALUくんから「いつ曲やるの?」って言ってくれたので、「今すぐでもいいです!」って答えたら、トントン拍子に話が進んで。SUNNY BOYくんとセッションして作った曲に歌詞と歌を付けて返してくれました。

ーー歌詞の制作にあたってはどういうやりとりを?

MACO:曲や登場人物の設定は二人で決めました。サビの〈追いかけて 追いかけて〉という言葉も、私は「好きな人のことを、憧れの人を追いかける感じ。相手はすごくモテてて、ちょっとチャラいイメージ」だったんですけど、SALUくんがそこに「男性の方も実は真面目だけど、お互い今さら言えないみたいな感じ」と設定を付け加えてくれて。

ーーしかもSUNNY BOYさんがSALUさんの曲で使うようなフロウがガンガン出てくるうえに、それがMACOさんのヴァースでも活かされてるのが面白いし、新鮮に聴こえます。MACOさんがHIPHOP好きなのは知っているので“血が騒いだ”のかなと(笑)。

MACO:騒いじゃいましたね(笑)。〈不思議なそのシルエット〉とか〈ため息が出る…〉のところも、SUNNY BOYくんに「めっちゃ良いじゃん!」って褒めてもらえました。

ーーそして4、5曲目は力がすごく抜けたアプローチが続きます。「YU-RA YU-RA」はMATZさんとMatt Cabさんのコライトで、2Step的なアプローチもありつつ、歌サビからのドロップという、MACO楽曲史上初めての手法も使われています。

MACO:新鮮ですよね。二人とも一緒の事務所ということもあって、お互い気心も知れてるので、遠慮なく自分たちの色をぶつけてきてくれるんです。だからここまで思いきれたのかなと。宇宙空間みたいな曲を二人が作ってくれたので、歌詞も〈ここじゃないどこか〉とか〈違う星へ〉という言葉が出てきました。

ーー現実離れしてる歌詞なんですけど、MACOさんが歌うと“現実離れしすぎない”というのも面白いんですよ。A~Bメロに〈テレビ電話〉とか、リアルなアイテムが出てくることも大きいのかなと思うんですが。

MACO:サビは現実離れしてるんですけど、基本的には日常から切り取った歌詞なんですよ。歌に関しても、ここまで分かりやすくオートチューンをかけたのもかなりの挑戦でした。オートチューンは、セッションの時に遊び半分でかけてみたら楽しくて。今回の曲にも合いそうだなと思ったのであえて使ってみました。

ーーそういうチャレンジをできるようになったのは大きいですね。

MACO:ベストアルバムを出して、原点回帰もしつつ、今なら新しいことに挑戦しても許してもらえるかな、と思ったので(笑)。

ーー同じく脱力感のある「バレバレ」は、今までで歌詞が一番ラフな気がします。

MACO:ですよね(笑)。SUNNY BOYくんとセッションした時に、彼がサビ頭の歌詞を付けてきて、そこに書き加えていく形で作りました。自分が漫画の主人公になった気持ちで。漫画に出てくる男の子って、すごく鼻が高くて目が大きいじゃないですか。そういう人をイメージしたんです。

ーーそれも今までにないアプローチですね。

MACO:そうなんです。改めてセッションからの歌詞作りは面白いなと感じた瞬間でした。

ーーアルバムの雰囲気がガラリと変わる6曲目は「君以外もう知らなくていい」。UTAさんが手がけたバラードで、かなり音もそぎ落とされた楽曲です。

MACO – 君以外もう知らなくていい (lyric video)

MACO:「バレバレ」までは色んな表情を見せていって、いきなり静かな中で私が歌うというのもハッとしてくれるのかなと。UTAくんには今まで曲を作ってもらってたんですけど、セッションしたのはこの曲が初めてで。歌詞もど直球にストレートなラブソングを描けたと思いますけど、〈会いたいと願う夜だって〉〈楽しい〉と思えるようになったのは、新しい自分の一面ではあるんですよね。

ーーそうですよね、しかもその2フレーズの間に〈昔よりずっと〉という言葉が入ってくることによって、すごく時間の経過を味わえますよね。初期の頃には使えなかったフレーズですし、ベストを一度出したうえでの時間の経過や積み上げてきたキャリアを感じました。

MACO:それは自分でもすごく感じました。昔の自分がいたからこそ描くことのできた歌詞で、成長も味わってもらえると思います。

愛に勝ちも負けもないことを知った

ーーそして7曲目が丸山さんの「Dear Angel」。「love letter」の続編みたいなものになるのかと思いきや、今回はバラードなんですね。

MACO:そうなんです。初めて聴いた時にすごく“冬っぽい”と思って、1Aから最後まで具体的に歌詞が浮かんできました。

ーー音としても3拍子のワルツ調になっていて、バラードなのにノリがあって気持ちいいです。

MACO:ちょっと肌寒いけどあったかい、みたいな感じですよね。最初は昔の作品に入りそうなアレンジだったんですけど、私の歌が入ってからかなりアレンジを変えてくれて、今の形に近づきました。

ーー次の「フィクション恋物語」では、大人っぽいMACOさんが顔を出しますね。

MACO:これも、曲からインスピレーションを受けました。色としては「青」で、強い女性のイメージだったんです。〈カクテル〉ってワードも今までは使わなかったんですけど、今回はあえて使ってます。

ーーこの曲を聴いてパッと思い浮かんだのが、「under the rose」(2ndアルバム『love letter』収録)の主人公なんです。

MACO:ああ、ちょっと強くて意地悪な(笑)。確かに近いかもしれません。相手の男性像も〈イケメン〉みたいな描写をするのは初めてで。自分自身「大丈夫かな?」とドキドキしながら作ったんです。ライブ帰りの新幹線で楽しみながら書いてたのも大きいですし、MUSOHさんが作ってくれた曲から受けた印象がこういう言葉を引き出してくれたんだと思います。

ーー「ドライブ」はまたもぐっさんの曲で、「初恋はいつも君と」にも近いシンセポップ的なアプローチがここでも出てきます。

MACO:これはぐっさんの中で、MACOがライブの最後に歌ってるイメージがあったみたいで。私もその話を聞く前から、イントロを聴いてそう思ってたんです。だから、ファンのみんなが聴いても、アンコールを思い浮かべるような歌詞を書きました。バイバイの時間がきても、〈Uターン〉する時間は作れるし、〈何度でも歌うから〉という、みんなに向けての歌詞なんです。

ーードライブとライブが掛かってるわけではないですよね。

MACO:掛かってない……けど掛かってることにしておきたいかも(笑)。あと、この曲では言葉の強さが私にとっては挑戦的で。サビのようにこんな強く言われたら恥ずかしいかもしれないけど、A~Bメロでは優しく背中を押しているイメージで歌詞を書きました。

ーー確かに、1曲のなかで強さと優しさのギャップがありますね。冒険してるけど安心感がある、みたいな。ちなみに10曲目は「君が教えてくれたもの」ですが、この曲から後ろは「interlude」を挟んで「マイサンタクロース~あなたと過ごすクリスマスイブ~」になってますよね。この構成はどの段階で考えたんですか?

MACO:かなり後半ですね。「interlude」を挟むのは今回が初めてですし。サンタさんの歌にいくには、ちょっとムード作りが必要かなと思って(笑)。

ーーなるほど。MACOさんのアルバムって、いつも最後はメッセージ性の強いバラードで終わってきたので、「君が教えてくれたもの」が、本来一番最後に置こうと思ってた曲だったんじゃないかな、と思ったんです。

MACO:そうなんです! アルバムの最後は「君が教えてくれたもの」だと思っていて、後ろの2曲はMACOからのクリスマスプレゼントみたいな(笑)。Mattも「君が教えてくれたもの」のアウトロをかなり聴いてもらって、「interlude」を作ってくれたんです。

ーー「君が教えてくれたもの」は、「初恋はいつも君と」にも繋がってる感じがしたんですよ。両方ともタイトルに「君」という言葉もありますし。

MACO:あ、確かに。ずっと自分が歌いたかったことが1曲目で、そこが最後の曲にもう少しリアルな本音として出たのかもしれません。愛は、勝ちも負けもないってことを知ったし、教えられたからこそ、これだけポジティブな曲が書けたんだと思います。

ーーそれも時間の経過を感じさせますね。前作の『メトロノーム』に関しては「すごく充実した明るさ」みたいなものを感じたんですけど、今回はナチュラルに達観したような視点が多いですし。

MACO:そうですね。自分をちょっと見つめ直して客観視できているというか、恋愛観も良い意味で大人になったのかなと。

ーー「“幸せな自分”を見てる自分」がいるような感じですかね。

MACO:ああ、そうかもしれません。そういう私を見て「いいねえ」って思いながら書いているというか。

ーーだから優しくてポジティブな作品になっているんですね。「マイサンタクロース~あなたと過ごすクリスマスイブ~」はどういう経緯で作ることになったんですか?

MACO:クリスマスだし、切ないラブソングもいいんですけど、今回はみんなにワクワクした気持ちでクリスマスを迎えてほしかったんです。クリスマスって朝とか前日からウキウキするじゃないですか。なので、クリスマスの朝のことを書いてみました。竹内まりやさんの「すてきなホリデイ」みたいに、聴いただけでワクワクする曲にしたくて。

ーーでも本当に、アルバムのイメージとちょっと離れてて面白いですよね。

MACO:(笑)。今まではマライア・キャリーのカバーが自分の中では恒例みたいになってて「あれ、CD化されないんですか?」って質問されることも多かったんです。だから、自分にもクリスマスソングが欲しいなと思ったんですよ。

ーーなるほど。この曲はライブでも人気曲になりそうですね。楽曲もリリースイベントで初披露されますし、今から盛り上がりが期待できます。

MACO:毎回楽しみにしてくれてる方も多いので、だからこそ初披露の場にできるというのは、すごく良いサプライズになりそうです。リリースイベントは札幌からスタートで、いつもみんな「おかえりー!」って声を掛けてくれるのが嬉しいし、他の地域でも距離感の近いライブができるので、今からとても楽しみです。

(取材・文=中村拓海)

■リリース情報
『交換日記』

<配信>
「LUV U MORE feat. SALU」
「交換日記」
「君以外もう知らなくていい」
「YU-RA YU-RA」

<CD>
通常盤2,800円(税別)
初回限定盤<CD+DVD>3,600円(税別)
※DVDにはMACOドキュメンタリー・インタビュー収録(約30分)
ファンクラブ限定メリクリ盤<手袋+CD+ボックス>4,800円(税別)
※ここでしか手に入らないオリジナルスマホ対応手袋付のデラックス・ボックス仕様

<収録曲>
01. 初恋はいつも君と
02. 交換日記
03. LUV U MORE feat. SALU
04. YU-RA YU-RA
05. バレバレ
06. 君以外もう知らなくていい
07. Dear Angel
08. フィクション恋物語
09. ドライブ
10. 君が教えてくれたもの
11. ~interlude~
12. マイサンタクロース~あなたと過ごすクリスマスイブ~

■リリースイベント情報
12月5日(水)北海道/札幌市
12月8日(土)茨城県/土浦市
12月9日(日)愛知県/一宮市
12月16日(日)大阪府/大阪市

■ツアー情報
『交換日記+BEST LOVE MACO TOUR 2019』
3月21日(木・祝)福岡サンパレス
3月31日(日)新潟・りゅーとぴあ・劇場
4月7日(日)大阪オリックス劇場
4月13日(土)中野サンプラザホール
4月20日(土)名古屋市公会堂 大ホール
4月28日(日)わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)

※台湾、上海公演に関しては後日詳細発表
※全公演=開場16:30/開演17:30

チケット一般発売中
指定席6,000円(税込)

イープラス
チケットぴあ
ローソンチケット

■関連リンク
MACOオフィシャルサイト

アプリで読む