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「力俥」関智一の引く人力車に乗った木村良平が「めちゃくちゃ上手」

ナタリー

18/11/4(日) 20:39

「力俥-RIKISHA-」シリーズ一挙上映イベントの様子。左からキャッチャー中澤、中丸シオン、関智一、木村良平、大高雄一郎。

実写映画「力俥-RIKISHA-」シリーズ4作品の一挙上映イベントが、本日11月4日に東京・109シネマズ木場にて開催され、シリーズ3作目にあたる「浅草立志編」キャストの関智一、木村良平、大高雄一郎、キャッチャー中澤、中丸シオンが登壇した。

アベ ユーイチが監督を、むとうやすゆきが脚本を担当し、自主制作映画にあたる第1弾が2013年にフランスのイベント“Cartoonist”に招待された「力俥-RIKISHA-」シリーズ。人力車を操る気立ての良い俥夫・凜太郎と客の間に起こるささやかな物語が描かれる。

シリーズを通して出演した凜太郎役の関は「そもそもが自主映画で、自分たちで好きなものを作ろうというのが発端で誘っていただいた。最初は一般公開もしていなかったので、こうして劇場で上映されて非常にうれしいです」と感慨深そうに語る。そして「下町育ちなので人力車をよく見かけることはあった。こういう仕事なんだということを凜太郎の人間性を通して観ていただけるといいな」と笑顔でアピールした。

実写映画での共演は初めてとなった木村、大高について聞かれた関は「もともと素敵なお二人の印象が“すごくよい”になりました!」と話す。続いて初共演となった心子役の中丸を「おきれいだから撮影が楽しかったです。一緒に人形焼を何回も食べたんですけど、あんなに人形焼を食べてもこんなに美しい」と称賛。「死ぬほど人形焼食わされたんでこんなになっちゃったんですよ!」と自虐的な発言をした中澤の腹を優しくなでながら関が「あんこがいっぱい詰まってる」とコメントすると、中澤は「夢と希望が詰まってるんです!」と切り返し、会場を大いに盛り上げた。

自身が演じた骨董屋・蛍堂の雇われ店主の心子について中丸は「演じてないような感じで、バックパッカーにもなりかねないし、自分はプライベートでもああいう要素があって非常に近い」と説明。「衣装にこだわりがあって、蛍堂の店主のご夫妻が素敵な方たちで着付けとか小物について教えていただいたんです」とうれしそうに話す。

鳴かず飛ばずでお笑い芸人をあきらめかけた青年シロウ役の木村は、関が引く人力車に乗った感想を「人力車にちゃんと乗ったことがなかったんですが、景色が一段上がってものすごく気持ちいい。先輩に引かせてる気分も最高だし(笑)。めちゃくちゃ上手なんで乗り心地いいですよ」と笑顔で語った。

シロウの元相方で新たなコンビ、ニワカバディを組んだケンスケ役の大高は「漫才を生まれて初めてやったのでお芝居するより緊張しました。3、4時間前に入って何回も練習したんです」と明かし、ケンスケの相方・ハチロクを演じた中澤は「僕はもともと芸人で去年の5月まで劇場に出てたのを監督さんが観に来てくれたんです」と説明。大高が「お客さんが笑ってくれるからすごい気持ちよくて! こんなウケる?ってくらい笑ってくれた」と喜びを伝えると、木村は「スマホに(コントの)動画が入ってる。疲れたときに観ようと思って」と楽しそうに述べた。

シリーズを通して成長した部分を問われた関は「最初に比べれば、人力車の扱いに慣れたかな。最初の頃は練習だけの日もあって、具合悪くなるくらい鎌倉を延々周ったんです」と述懐する。そして「(「力俥-RIKISHA- 鎌倉純愛編」に出演した)土屋太鳳ちゃんが当時からめちゃくちゃかわいかった。僕は本当の車夫だと思われて、『あなたが乗せてるの女優さんでしょ!』と言われたり。草津でもおばあさんに温泉の場所を聞かれたりして板に付いてきたんです」とエピソードを披露。最後に関は「大好きな楽しい作品。1人でも多く幅広い世代の方に楽しんでいただけたら」とメッセージを伝え、イベントを締めくくった。

なお東京・新宿バルト9にて開催される11月7日のイベントには関、小野友樹、あゆかが登壇予定だ。12月5日には全4作のDVDが発売される。

「力俥-RIKISHA-」シリーズ一挙上映

2018年11月7日(水)東京都 新宿バルト9
18:00~20:40予定
<登壇者>
関智一 / 小野友樹 / あゆか

<上映作品>
「力俥-RIKISHA- 鎌倉純愛編」
「力俥-RIKISHA- 草津熱湯編」
「力俥-RIKISHA- 浅草立志編」
「力俥-RIKISHA- すみだ旅立ち編」

(c)力俥亭2012 (c)力俥亭 (c)「力俥」製作委員会

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